突撃喰らったら真っ二つになりそうな艦首!

海兵隊の兵員輸送にも対応

 イタリアの造船メーカー、フィンカンティエリは2022年11月26日、イタリア海軍向け多目的海洋哨戒艦(PPA)の最新鋭艦「マルカントニオ・コロンナ」が進水したと発表しました。

「マルカントニオ・コロンナ」はタオン・ディ・レヴェル級哨戒艦の5番艦として2019年8月28日に起工した船です。全長133m、幅は16.5mで、排水量は約6000トン。主機関はコンバインド・ディーゼルとガスタービン電気推進を組み合わせた「CODAGOL」と呼ばれる方式で、最大速力は約32ノット(約59.3km/h)です。

 主武装は64口径127mm速射砲1門、62口径76mm速射砲1門、25mm機関砲2基、12.7mm機関銃4基。このほかにも対艦ミサイルや対空ミサイルも装備します。

 なお、乗員数は約90人ですが、この他に最大90人程度の海兵隊員や司令部スタッフなどを乗船させることが可能であり、そのためのベッドなども備えているとのこと。

 またヘリコプターの運用能力も有しており、飛行甲板とともに船体後部にはNH90もしくはAW101艦載ヘリコプター1機を収容可能な格納庫も設けられています。

 イタリア海軍はタオン・ディ・レヴェル級哨戒艦を7隻調達する計画で、すでに1番艦「パオロ・タオン・ディ・レヴェル」と2番艦「フランチェスコ・モロシーニ」は就役しています。今回進水した「マルカントニオ・コロンナ」は2024年に就役する予定です。