当初は2023年5月に初飛行する予定でした。

すでに米空軍には6機納入済み

 アメリカの大手航空機メーカー、ノースロップ・グラマンが開発中の新型爆撃機B-21「レイダー」が2023年11月10日(現地時間)、アメリカ本土カリフォルニア州で初飛行しました。

 B-21は、アメリカ空軍向けの新たなステルス戦略爆撃機で、主翼と胴体が一体化した全翼機形状をしているのが特徴です。21世紀に入ってから初めて登場した爆撃機であり、高いステルス性能以外に高度なネットワーク能力、オープンアーキテクチャも有しており、ゆえにノースロップ・グラマン社では世界初の第6世代航空機になると説明しています。

 同機は、既存の戦略爆撃機B-1「ランサー」並びにB-2「スピリット」の更新用として導入される予定で、アメリカ空軍の計画では、将来的には非ステルス型のB-52と 最新のB-21の2機種で爆撃機部隊のバックボーンを形成するとしています。
 
 なお、愛称の「レイダー(Raider)」は、第2次世界大戦中の1942(昭和17)年4月に日本本土への初空襲、いわゆる「ドーリットル空襲」を行った「ドーリットル爆撃隊(Doolittle Raids)」にちなんだものだといいます。
 
 すでに、アメリカ空軍には少なくとも6機が引き渡されており、初飛行に成功した後、本格的な試験はエドワーズ空軍基地で行うとしています。