来年秋のデビューに向けて試運転が始まっています。

2024年秋にデビュー予定

 仙台市地下鉄南北線に2024年秋から導入される新型車両「3000系」電車。ことし9月に完成車両が車両基地へ搬入され、車両の組み立てや試運転への準備が行われてきました。

 この模様を撮影した動画が今月5日、仙台市の公式YouTubeチャンネル「せんだいTube」で公開されました。

 南北線は仙台市初の地下鉄として、1987年に開業。車両はその時からの1000系がマイナーチェンジしつついまだ現役です。そこに「2代目」としてデビュー予定なのが、この3000系です。

 車両イメージは「南北線車両からの進化」。フォルムは先代を意識した、微流線形の「くの字」型の先頭形状です。白が目立っていた先代とは異なり、黒が目立つのが特徴です。近年の周流であるSiC素子VVVFインバーターを採用し、より静かなモーター音となります。11月から走行試験を開始。年明け2月ごろからは営業時間内にも試運転がはじまり、利用客もその姿を目にできるようになります。

 公開された動画では、船で運ばれてきたピカピカの車両が、クレーンで吊られて港に陸揚げされ、トレーラーで深夜に車両基地へ運搬され、組み立てられていく様子が克明に記録されています。

 工場ではまず台車が所定の位置へ置かれ、本体がそこまで工場内クレーンで持ち運ばれて、ゆっくり下ろされていきます。それが終わると牽引車に引かれ、前に移動して、後ろにつなげる次の車両の作業へバトンタッチとなります。

 4両編成をつなぐ作業もおわり、検修庫内で現車両の1000N系とツーショットするシーンで、動画は終わります。仙台市地下鉄としては初めての世代交代となる3000系のデビューにますます期待がかかります。