戦車部隊を創設へ!

ロシアなどの脅威に備えてついに戦車購入へ

 リトアニア国防委員会は2024年1月23日、新師団の創設とドイツ製の「レオパルト2」主力戦車の購入交渉を開始すると発表しました。

 同国はこれまで装甲車両や自走砲は運用していましたが、戦車を保有していませんでした。しかし、2022年2月に始まったロシアによるウクライナ侵攻以降、ロシアとその友好国であるベラルーシに備え、地上戦力の拡充を図っており、新師団と戦車大隊の創設する方針を2023年7月に打ち出しています。

 リトアニアは、ラトビア、エストニアと共にバルト3国と呼ばれており、ベラルーシやロシア飛び地領土であるカリーニングラードにも接しています。そのため、ドイツ軍を中核とした北大西洋条約機構(NATO)の多国籍地上部隊が中心となり防衛を担っていますが、それでも不十分ということで、戦車部隊の創設となりました。

  なお、ほかの戦車の候補としては、アメリカのM1A2「エイブラムス」、韓国のK2「ブラックパンサー」などもあがっていましたが、新しい戦車部隊はNATO加盟国14か国で運用されている実績を踏まえ「レオパルト2」に決定したようです。なお、戦車大隊は2030年までには作戦行動を可能な状態にするとのことです。