巡航ミサイルによる空爆か?

ロシア側は損害はないと主張

 ウクライナ空軍のミコラ・オレシュチュク司令官は2024年1月31日、ロシア軍が空軍基地としているクリミア半島のベルベク飛行場に対して空爆を行ったと発表しました。

 オレシュチュク司令官は、テレグラムに空爆とされる映像を投稿し、「第204セヴァストポリ戦術航空旅団がウクライナ空軍の一部であることをご存知ですか? ベルベク飛行場はその正規基地です」と述べました。同飛行場が元々はウクライナが使っていたセヴァストポリ国際空港であるということで、その意味を込めての発言です。

 さらに、オレシュチュク司令官は「ウクライナの飛行士たちは必ず故郷の飛行場に戻るだろう」とクリミア半島の奪還についての決意を述べました。なお、コメントと一緒に投稿された映像では爆発と煙が上がる様子が収められています。

 2014年2月のロシアによるクリミア半島の併合以降、同基地には、ロシア第4航空・防空軍隷下の第27混成航空師団が配属されており、戦闘機のSu-27やマルチロール機のSu-30を運用しています。

 今回の飛行場攻撃には、フランスやイギリスから供与された空中発射型巡航ミサイル「SCALP-EG/ストーム・シャドウ」が使用されたとみられています。なお、ロシア国防省側は今回の攻撃ミサイル20発を撃墜し、破片による被害はあったものの攻撃を阻止したと発表しています。