ついに「2匹目のクロネコ」が。

尾翼に「クロネコ」

 宅配大手のヤマトホールディングスとJAL(日本航空)グループが、2024年4月11日から運航開始を予定している貨物専用機。この「ヤマトの貨物機」2号機である「F-WTBO(予定機番:JA82YA)」が2024年2月8日午前7時ごろ、成田空港に到着しました。

「ヤマトの貨物機」は、2号機は2月7日に機体の改修作業が行われていたシンガポールを出発。台湾を経由し、この日成田空港に到着しました。

 初号機とともに、モデルは国内航空会社では初導入となる「エアバスA321ceoP2F」。中古のA321旅客機を貨物専用機に改修したもので、1機あたりの最大搭載重量は28t(10t車約5〜6台分)です。なお、尾翼には「クロネコ」のロゴが大きくあしらわれ、胴体はグレーをベースに、前方に大きくヤマトホールディングスのロゴマークが描かれています。

 ヤマトグループなどの物流事業者は、通販サイト需要の拡大のほか、2024年4月から自動車運転業務の年間残業時間が上限960時間になることなどによる長距離トラックの輸送力の確保、代替手段の検討など、対処すべき課題を抱えているとしています。

 今回の「ヤマトの貨物機」は、これらの解決に向けた取り組みの一環で、新たな輸送手段として貨物専用機を活用することで、安定的な輸送力の確保やサービス品質の維持・向上を図る狙いがあるといいます。運航はJALグループのLCC(格安航空会社)、スプリング・ジャパンが担当します。

「ヤマトの貨物機」は最終的に3機体制となり、2024年4月11日から成田〜新千歳・北九州・那覇の3空港へ1日9便のダイヤで就航。さらに同年夏を目処に羽田発着の深夜便を開設し、1日13便体制となる予定で、首都圏から北海道・九州・沖縄地域への国内長距離航空輸送を担います。