まだまだ変わるのでは……?

中央本線のロングラン列車が消滅!

 2024年3月16日(土)にJRグループのダイヤ改正が実施されます。これに伴い、中央本線のロングラン普通列車「高尾発・長野行き」がなくなります。

 東京都内の駅から長野県の松本駅まで走る列車はいくつかあるものの、そこからさらに、長野駅まで走る唯一の存在が、列車番号441M「高尾発・長野行き」。高尾14:09発で、長野に着くのは18:51、所要4時間44分という長距離列車です。

 長野は1997年に北陸新幹線高崎〜長野間が開業して以降、高崎からの信越本線が一部廃線、第三セクター(しなの鉄道)化されたため、JRの普通列車が乗り放題の「青春18きっぷ」で東京から向かう場合は、中央本線回りが第一の選択肢になります。そのため、東京都内から長野まで1本で行ける列車は同きっぷの愛好者に重宝されていました。

 中央本線における今回のダイヤ改正は、急増する「富士山」周辺のインバウンド需要の対応に主眼が置かれています。東京方面と富士急行線を直通する特急「富士回遊」(特急あずさ・かいじに併結)が1往復増発されるほか、中央線快速の富士急行線乗り入れ、大月直通の大幅増発などが実施され、輸送形態が大きく変わります。

 このなかで、441Mは大月〜長野間に運転区間が短縮、大月14:46発、長野18:51着となります。短縮後も、大月から長野まで直通する唯一の普通列車です。この列車は、東京12:49(土休日12:50)発の中央特快が接続するため、実質的には、乗換地点が高尾駅から大月駅に移るだけ、と見ることもできます。