インドネシア製だけど、開発元は別だそう。

主砲は105mm砲、自動装てん装置も

 インドネシア国防省は2024年3月12日、同国陸軍に「ハリマウ」戦車が納入され、実戦部隊に配備されたと発表しました。
 
「ハリマウ」は、トルコの防衛関連企業FNSS社が開発した重量30tクラスの戦車で、インドネシアの国営企業ピンダッドで共同生産されています。

 武装は105mmライフル砲、これに弾数12発の自動装てん装置を組み合わせているため、乗員は操縦手、砲手、車長の3名。副武装として7.62mm機関銃または12.7mm重機関銃を備えますが、これとは別に砲塔上部に遠隔操作式銃塔(RWS)を搭載することも可能です。

 パワーパックは出力約700馬力のディーゼル・エンジンに前進4速、後進2速のオートマチック変速機を組み合わせ、最高速度は70km/h、航続距離は450kmを発揮するとしています。サスペンションはトーションバー式で、水深1.2mまでの渡渉能力も有するそうです。

 配備先は、ボルネオ島(カリマンタン)の東カリマンタン州に駐屯するインドネシア陸軍第13騎兵大隊で、これまで運用していたフランス製AMX-13軽戦車の更新として「ハリマウ」が9両配備されたといいます。

 インドネシア陸軍は「ハリマウ」を18両導入する計画で、そのうち10両がすでに引き渡されているため、このたび部隊配備された9両はこのなかの車体と考えられます。