2017年1月末、東京都内の一部で初乗り410円のタクシーが登場。今回、国土交通省が導入前後の運送回数や収入の変化を発表しました。

2km以下の利用が軒並み増加

 国土交通省は2017年5月19日(金)、東京都内の一部でタクシーの初乗り運賃を410円に引き下げてからの効果を発表しました。

「410円タクシー」の導入前後を比較すると、1日1車両あたりの運送回数は、410円以下(新初乗り運賃)の利用が1.4回から1.9回に、490円も1.2回から1.5回にそれぞれ増加。従前の初乗り運賃である730円(2km)以下で区切った場合も7.5回から8.9回に増えています。2km〜6.5kmは14.9回から15.2回に微増。6.5km以上は5.3回のまま横ばいでした。全体の回数は、導入前が27.7回、導入後が29.4回で、6.1%増という結果でした。

 1日1車両あたりの運送収入は、運賃を引き下げた2km以下が5672円から5260円に減少。一方、運賃を引き上げた2km〜6.5kmは1万9481円から2万129円に、6.5km以上は2万3104円から2万4197円に増加しています。全体でみると、導入前は4万8257円、導入後は4万9586円で、2.8%増という結果でした。

 調査期間は2017年1月30日(月)から3月31日(金)まで。調査対象は東京都内のタクシー会社19社(1193両)で、地域の法人タクシー全車両数の約4%を占めます。