2017年7月1日、JR小海線に新しい観光列車「HIGH RAIL 1375」がデビュー。列車にあわせて「オリジナルブランチ」「スイーツ」「オリジナルグッズ+弁当」が付いたプランもそれぞれ発売されます。

JR小海線・小淵沢〜小諸間を運転

 JR東日本長野支社は2017年5月19日(金)、小海線の新しい観光列車「HIGH RAIL 1375(ハイ・レール・イチサンナナゴ)」が、7月1日(土)に営業運転を開始すると発表しました。

 今年7月〜9月開催の観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」にあわせデビュー。小淵沢駅(山梨県北杜市)と小諸駅(長野県小諸市)のあいだ78.9kmを、全車指定席の臨時快速列車として走ります。

 運転日は、7月1日(土)〜22日(土)と9月が金曜と土休日、7月23日(日)〜8月31日(木)が水〜月曜(火曜以外)です(10月以降は未発表)。列車名と運転時刻は次のとおり。

・「HIGH RAIL 1号」
 小淵沢10時30分発→小諸12時31分着
・「HIGH RAIL 2号」
 小諸14時22分発→小淵沢16時54分着
・「HIGH RAIL 星空」
 小淵沢18時20分発→小諸21時51分着(野辺山駅で63分間停車し星空観察会を開催)
・途中停車駅
 清里、野辺山、信濃川上、小海、八千穂、臼田、中込、岩村田、佐久平

座席は4種類 定員は計50人

 JR東日本長野支社によると、車両愛称「HIGH RAIL 1375」は、「標高が高い駅を有する線区の特徴(高さを示す)『HIGH(ハイ)』、線路の『RAIL(レール)』、JR線標高最高地点1375m(小海線・野辺山〜清里間)を組み合わせた造語」。車内は「天空にいちばん近い列車」をコンセプトに、四季の星々をあしらった座席、金属風の質感をベースにしたリベット調の窓枠、壁面を黒板に見立てたアート調の装飾などが施されます。

 車両は、JR東日本のローカル線で普通列車などに使用されているキハ110系、キハ100系ディーゼルカーを改造。1号車はボックスシート(4人用)、ペアシート、シングルシート、物販カウンターが、2号車はリクライニングシートと、天文関連書籍が読めるギャラリー「HIGH RAIL」がそれぞれ配置されます。定員は1号車が29人、2号車が21人です。

 列車は全車指定席。乗車には乗車券のほか、指定席券(通年大人820円、子供410円)が必要です。駅にある「みどりの窓口」などで、乗車日1か月前の午前10時から発売されます。

列車ごとに飲食提供プランも発売

 また、「HIGH RAIL 1号」で地場産の素材や無農薬野菜を使った「オリジナルブランチ」や、「HIGH RAIL 2号」で長野県佐久市の老舗洋菓子店「和泉屋菓子店」提供の「スイーツ」が楽しめる旅行商品も「びゅう」から登場。代金は、小淵沢〜小諸間乗車の場合、「1号」は乗車券と指定席券、「オリジナルブランチ」がセットで4600円(子供3500円)。2号は乗車券と指定席券、「スイーツ」がセットで3600円(子供2500円)です。

 さらに「HIGH RAIL 星空」の乗車を対象とした旅行商品も発売。乗車券と指定席券、特製弁当、「HIGH RAIL 1375」ロゴ入りのブランケットまたはレジャーシートがセットになって、代金は小淵沢〜小諸間の場合、5300円(子供4200円)です。

 いずれの商品も申し込みは2人から。区間はこのほか小淵沢〜佐久平間や東京駅発着も設定されます。乗車券や指定席券を除いたオプション商品としての販売もあります。旅行商品の予約受付(発売)は、おもな旅行会社で5月31日(水)14時から開始される予定です。