国際線機内食メニューをSNSで選ぶ「ANA機内食総選挙」。2017年の2次投票にエントリーするメニュー8種類が決まり、試食会が行われました。ここから実際に機内食が決まります。合わせてケータリング工場の見学会も行われました。

2次投票エントリーメニューの試食会を実施

 ANA(全日空)が2017年7月29日(土)、ANAケータリングサービス川崎工場(神奈川県川崎市)で「機内食総選挙」の試食会を実施。抽選で選ばれた約40名が参加しました。

「機内食総選挙」は、国際線エコノミークラス(日本発、一部を除く)の機内食をSNS(Facebook、今後はTwitterでも)を使った投票で選ぼうというもので、今年で5回目の開催(対象は18歳以上)。「お客様と一緒にいいサービスを作っていきたい」というところから始まったイベントといいます。

「料理は展示品ではありません。ご賞味いただき、感想をうかがい、皆様と作り上げる料理が目指すところです」(洋食の伊藤克敏シェフ)

 この「機内食総選挙」、まず過去の人気メニュー8種(和4洋4)を対象に1次投票が実施され、そこを勝ち抜いた4メニュー(和洋各2)に、今年考案の新メニュー(和洋各2)を追加し、再び8メニューで2次投票を行う形です。

 今年の「機内食総選挙」は現在、2次投票の受付が行われており、このたびの試食会にはその2次投票にエントリーする、新メニュー4種を含む和食4、洋食4の合計8メニューが登場しました。

「機内食総選挙2017」2次投票はこの8メニューがエントリー

 ANAの「機内食総選挙2017」、2次投票にエントリーするのは以下の和食4、洋食4の合計8メニューです。

和食

・牛すきやき丼
2017年の「総選挙」和食の1次投票を1位通過。2016年の「機内食総選挙」人気メニュー。

・とろとろ玉子の鰻玉丼
2017年の「総選挙」和食の1次投票を2位通過。2015年の「機内食総選挙」人気メニュー。

・チャーシュー丼
今回の2次投票で新たに登場した和食。薄めのラーメンスープでご飯を炊きこみ、トッピングもメンマなどラーメンのもの。

・焼き鳥丼
今回の2次投票で新たに登場した和食。炭火で焼いた焼き鳥に、バランス良く野菜を添えて。

洋食

・赤ワインで煮込んだハッシュドビーフ
2017年の「総選挙」洋食の1次投票を1位通過。2013年の「機内食総選挙」人気メニュー。

・洋食屋さんのカツカレー
2017年の「総選挙」洋食の1次投票を2位通過。2014年の「機内食総選挙」人気メニュー。

・ビーフシチューとオムライス
今回の2次投票で新たに登場した洋食。ふんわりタマゴによる“王道のコラボ”とのこと。

・ビーフカレー
今回の2次投票で新たに登場した洋食。野菜とチャツネで色合い、コク、味わいを濃いものに。ライスの上にはフライドオニオン。

 この「機内食総選挙」で1位に選ばれたメニュー(和洋各1)が、12月以降のANA国際線エコノミークラス(日本発、一部を除く)の機内食に登場します。

機内食工場、その内部はどうなっている? 見学会も実施

 また今回の「機内食総選挙」試食会では、合わせてANAケータリングサービス川崎工場の見学も行われました。「総選挙」は今年で5回目ですが、試食会と工場見学は昨年からで、今年で2回目です。

 工場では機内食やドリンクのほか、雑誌や機内で販売する免税品なども扱っており、ここでそれら機内で必要とされるものをトラック(フードローダー車)に積み込んで出発。そのトラックが空港で飛行機の脇に止まり、荷台部分が持ち上がり、飛行機の積み込み口に接続され、機内食などが搬入される、という流れです。到着便から下ろされた使用済みの食器などもこの工場へ運ばれ、洗浄ののちふたたび空へ向かいます。

 機内食で使うナイフやフォークなどは紙ナプキンにくるまれていますが、緩いとばらけてしまい、きついと取り出しづらいため、くるむのには熟練の技が必要だそうです。

 また機内であまって運ばれてきたお酒は、この工場から外に出すことができないため、ここで処理しているとのこと。税金の関係だといいます。

 ANAケータリングサービスの工場はこの川崎のほか成田、羽田にもあり、合わせて1日に3万食近くを調理しているそうです。