「瀬戸内のハワイ」とも呼ばれる島や、ウサギの楽園など、瀬戸内海に浮かぶ、比較的訪れやすいユニークな島3つを紹介します。

意外と近い、個性的な瀬戸内の島々

【本記事は、旅行読売出版社の協力を得て、『旅行読売』2016年7月号に掲載された特集「芸術祭でにぎわう瀬戸内の島巡り」の一部記事を再構成したものです】

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「ネコの島」として有名な青島(愛媛)、「生きている軍艦島」と呼ばれる契(ちぎり)島(広島)など、瀬戸内海の個性的な島の中には、アクセスが不便だったり、上陸不可だったりと観光には不向きな所もある。ここではユニークで比較的訪れやすい三つの島を紹介しよう。

名物は夏のフラ、冬のミカン鍋 屋代島【山口・周防大島町】

 周防大島とも呼ばれる。ハワイのカウアイ島と姉妹島提携を結び、「瀬戸内のハワイ」の異名もある。夏の毎週土曜にフラダンスのイベントを行う。

 また、まるごとのミカンと地魚のつみれなどを入れた鍋料理の「みかん鍋」は、冬の名物料理だ。

・アクセス:山陽道玖珂(くか)ICから約21km
・問い合わせ:電話0820・72・2134(周防大島観光協会)

毒ガス工場からウサギの楽園へ 大久野島【広島・竹原市】

 旧陸軍の化学兵器生産工場が置かれていた。毒ガス製造という機密保持の理由から、地図に掲載されない時代があったという。

 現在は数百羽のウサギが繁殖し、「ラビットアイランド」と呼ばれ、国内外の観光客を魅了している。宿泊施設は、休暇村大久野島がある。

・アクセス:忠海港からフェリー15分、または大三島(愛媛)盛港からフェリー15分
・問い合わせ:電話0846・22・4331(竹原市観光協会)

江戸時代にタイムスリップ!? 大崎下島【広島・呉市】

 安芸灘とびしま海道に属する。御手洗地区は、江戸時代から風待ち、潮待ちの港町として栄えた。茶屋、船宿などの古い町並みが残り、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。

 復元された昭和初期の劇場「乙女座」も見どころだ。歴史の見える丘公園からは、御手洗地区が一望できる。

・アクセス:竹原港から高速船45分(大長港着)、または広島呉道路呉ICから約33km
・問い合わせ:電話0823・67・2278(呉市豊町観光協会)

・旅行読売(Fujisan.co.jp)
http://www.fujisan.co.jp/product/2782/ap-norimono