工事が終盤に差し掛かっている渋谷駅直上の新しいビル「渋谷スクランブルスクエア」の東棟に潜入。渋谷とその周辺の景色はもちろんのこと、眼下では山手線や湘南新宿ラインの列車が行き交っていました。

雪化粧した富士山も

 東急電鉄は2018年11月15日(木)、渋谷で建設中の超高層ビル「渋谷スクランブルスクエア第1期(東棟)」からの眺望を報道陣に公開しました。

 渋谷駅とその周辺では、東急東横線の地下化などを機に再開発プロジェクトが進行中。渋谷駅の直上には「渋谷スクランブルスクエア」の東棟と中央棟・西棟が整備されます。高さ約230mの東棟は2019年秋の開業に向けて工事が終盤を迎えており、2018年11月中には上棟式が行われる見込み。14階と45階、46階、屋上には展望施設が設けられることになっていて、11月15日に展望施設の名称を「渋谷スカイ」とすることが発表されました。

 報道陣に公開されたのは、東棟14階の西側から北側にかけての眺望です。西側にはセルリアンタワーや、工事中の「渋谷フクラス」(道玄坂一丁目駅前地区の再開発事業で建設されるビル)の姿が。渋谷フクラスの右奥に広がる青空の下には、雪化粧した富士山も見えました。

 北側の窓からは渋谷駅北西側にあるスクランブル交差点のほか、新宿方面に伸びるJR線の線路が4線並んでいるのが見えます。西側の2線は山手線の線路。2002(平成14)年から同線を走っているE231系500番台電車や、2017年から本格的な営業運転が始まった新型車両のE235系電車が行き交っていました。

 一方、東側の2線は埼京線や湘南新宿ラインの列車、特急「成田エクスプレス」、貨物列車などが走っている線路。この日は湘南新宿ラインの電車が走っている姿を見ることができました。さまざまな種類の列車を上から見ることができる「トレインビュー」スポットとして注目を集めそうです。

 さらに窓の真下に目をやると、東京メトロ銀座線を走っているレトロ調の1000系電車も見えました。ただし、銀座線の渋谷駅は線路を覆う屋根を設ける工事が進行中。東棟が開業するころには銀座線の線路が屋根に覆われていて、真上から電車を見ることはできないかもしれません。