JR九州がグループ中期経営計画に「博多駅空中都市構想」を盛り込みました。線路上の空間を活用した都市施設が整備されます。

在来線の線路上空を活用

 JR九州は2019年3月19日(火)、2019年度から2021年度までのグループ中期経営計画を発表。博多駅の大規模改造プロジェクト「博多駅空中都市構想」を盛り込みました。

 この構想は、九州最大の鉄道ターミナルである博多駅(福岡市博多区)の線路上空を活用し、都市施設を整備するもの。現在は駅ビルの一部が在来線の線路上に張り出していますが、JR九州はこの張り出した部分の南側にある線路上の空間(竹下寄り)を活用し、オフィスやホテル、商業などでの利用を想定して都市施設を整備します。

 九州では現在、福岡市と長崎市を結ぶ九州新幹線の西九州ルートが、一部の区間で建設中。福岡市地下鉄七隈線の博多駅への延伸工事も、2022年度の開業を目指して進められています。JR九州は、これらのプロジェクトにより「博多駅を中心に九州・福岡の交流人口が更に拡大し、新たな事業機会が生まれる」とし、博多駅の機能の拡張を図ることにしたといいます。

 JR九州は今後、プロジェクトチームを立ち上げて「博多駅空中都市構想」の本格的な検討作業を始める予定。「アジアのリーダー都市を目指す福岡における新たなシンボルとして、博多駅空中都市を実現し、世界から選ばれる“まち”となるよう貢献してまいります」としています。