東急電鉄が、田園都市線で臨時列車「時差Bizライナー」の運転を開始。クーポン配布とあわせて時差通勤を促すことで、朝ラッシュ時間帯の混雑緩和を図ります。

溝の口〜渋谷間はノンストップ

 東急電鉄は2019年7月22日(月)から、朝ラッシュ時間帯の混雑緩和に関する取り組み「グッチョイモーニング」を強化し、田園都市線で臨時列車「時差Bizライナー」の運転を開始しました。東京都が主導する「スムーズビズ」の取り組みにあわせ、時差通勤を推進するものです。

 田園都市線の「時差Bizライナー」は上り1本で、運転区間は中央林間駅(神奈川県大和市)から東京メトロ半蔵門線の押上駅(東京都墨田区)まで。運転期間は31日(水)までの平日計8日間です。時刻は次のとおり。

・中央林間6時00分発→長津田6時08分発→渋谷6時43分着→押上7時15分着

 途中の停車駅は同線で運転されている急行より少なく、長津田、あざみ野、溝の口と半蔵門線(渋谷〜押上)内の各駅。所要時間は渋谷8時台着の準急と比べ、長津田〜渋谷間で約8分短縮されます。

 東急電鉄によると2018年度は、1日あたり約1500人が利用。乗車率は約70%(渋谷到着時点)で、所要時間の短さや快適性について好評だったといいます。2019年度の運行初日である7月22日(月)は、始発の中央林間駅の次に停車した長津田駅(横浜市緑区)で座席がほぼ埋まりました。

「時差Bizライナー」に乗るとクーポン配布

 2019年度は「時差Bizライナー」の運転に加え、カップアイスやレモネードなどの商品と引き換えができる「時差Biz応援クーポン」を配布。定期券で「時差Bizライナー」に乗車する人を対象に、スマートフォンの「東急線アプリ」を通じて東急グループ各施設で使えるクーポンが発行されます。

 クーポンの獲得は、乗車時にスマートフォンのBluetooth、位置情報、プッシュ通知をオンにすることが条件です。

 なお、東急電鉄では、田園都市線のほか、東横線でも臨時列車「時差Biz特急」を22日(月)から期間限定で運行しています。同社は「混雑や遅延の解消を重要な課題として位置付けています。今後も(混雑や遅延の)低減や解消を追求し、自治体や企業と連携しながら、より魅力ある沿線を目指していきます」としています。