「青春18きっぷ」を使った鉄道旅行に関するアンケートを実施したところ、プラン作成や持ち物に関する知恵やテクニック、快適に移動するための工夫、食事やトイレについての教訓など、幅広い内容の回答が集まりました。

「青春18きっぷ」旅の達人たちにテクニックを聞いた

「乗りものニュース」では2019年11月27日(水)から28日(木)にかけて、「青春18きっぷ」を使った鉄道旅行に関するアンケートを実施。その旅をするうえでの知恵や教訓が、経験者から多く集まりました。以下、寄せられた回答を抜粋して紹介します。

「青春18きっぷ」の旅 プランの上手な立て方

・必ず余裕を持った行程にすること(20〜24歳、男性)
・紙の時刻表が便利。到着時刻を決めてその時間に着く列車を選ぶ→その列車に乗れる列車を選ぶを繰り返してルートをきめる(35〜39歳、女性)
・本数が少ない路線を中心に計画を立てる(45〜49歳、女性)
・運転見合わせになったときの迂回ルートは予め考えておくべき(20〜24歳、男性)
・ひたすら鉄道を乗りまくる旅ではなく、途中下車や寄り道して余裕をもたせたほうが、トラブルがあってもリカバリがきく(45〜49歳、男性)
・日帰りの際は終電よりも2、3本前の列車で行程を立てる(20〜24歳、男性)
・終電に乗り損ねた場合にリカバリできる手段を想定しておく(25〜29歳、女性)
・旅程を詰めすぎないこと。以前に日帰りの旅程を組んでいて途中踏切点検に巻き込まれ途中駅の終電に間に合わず駅近くのファミレスで泣く泣く夜を明かしたことがあります…(30〜34歳、男性)
・東海道本線のような列車の間隔が短い路線では、乗り換え列車は一本遅らせる。数分で接続する列車に乗り換えると座れない事が多いし、買い物も出来ない。スケジュールは余裕を持って(45〜49歳、男性)

「青春18きっぷ」で快適に移動するには? 持ち物は?

移動を楽にする工夫

・ホームライナーやJR東日本管内のグリーン車自由席の活用。少しでも快適に(40〜44歳、男性)
・乗るときは、特急車両送り込みの普通運用を活用すると快適に眠れます(30〜34歳、男性)
・いつでも深い瞑想に入れるように自らを鍛えておく(45〜49歳、男性)
・夏場は長時間乗車するなら出来る限り弱冷房車に行くべし(40〜44歳、男性)
・乗り継ぎ列車はなるべく始発駅から乗る(45〜49歳、男性)
・乗換検索で出てくる乗り継ぎ行程は混雑するので、一つ前の列車で乗換駅に到着し、座れる可能性を上げる(30〜34歳、男性)

持ち物

・荷物を小さくする(45〜49歳、男性)
・荷物を小さくするためにこまめにコインランドリーで洗濯することで着替えを減らした(40〜44歳、女性)
・ダイヤが崩れたときに頼りになるのは時刻表なので、必ず時刻表は持参(45〜49歳、男性)
・モバイルバッテリーなどの充電アイテム、ポケットラジオの携帯(昔、18きっぷ旅行でないムーンライトえちご号(村上行き)乗車中に長岡駅で抑止→運転打ち切りなったときに情報収集でポケットラジオが役に立った(40〜44歳、男性)
・トイレットペーパー。幹線の駅なら心配無いですが、地方線の駅だと紙切れしている場合がある(50〜54歳、男性)

「青春18きっぷ」の旅を実際にして得られた教訓

食事とトイレは確保しておく

・トイレと水分、食料を確保する(45〜49歳、男性)
・食事の確保とトイレの確認(55〜59歳、男性)
・トイレは見つけたら必ず済ます。予備の食糧は必ず携行する(55〜59歳、男性)
・すべての駅の構内にトイレがあるとは限らない(35〜39歳、女性)
・車両のトイレがあるのか確認する(50〜54歳、男性)
・停車時間or乗り換え時間が10分以上あるときは、必ずトイレに行っておく(20〜24歳、男性)

旅の教訓 注意点

・ダイヤは生き物。乱れるのも楽しめ(45〜49歳、男性)
・一人は寂しい(20〜24歳、男性)
・新潟から東京方面で上越線経由なら高崎駅のコンビニは重要(40〜44歳、男性)
・約25年前の高校生の頃、軽井沢〜青森間を18きっぷと高速バスの乗り継ぎで移動しようと計画したが、仙台近郊で貨物列車の脱線事故と人身事故が重なり、高速バスに乗り継げなかった。疲れ切ったのでホテルに泊まろうとしたが、七夕期間でホテルは満室。とりあえず取れた仙台〜むつ線の夜行バスで野辺地まで行き、約12時間遅れで目的地まで着いたが、後で冷静に考えると、新幹線を使ったり、山形や福島に行ったりすればホテルはあったはずで、柔軟な発想や冷静さ、そしてある程度の現金は持ち合わせる必要があると学んだ(40〜44歳、男性)
・普通列車は、乗車している地元住民の方々の足であること。とくに、病院通いの方や通学定期の学生さんが利用することで、よそから来た人たちも利用できること(45〜49歳、男性)

 なお、「青春18きっぷ」のおもしろい使い方についての質問もしたところ、「途中下車印で埋め尽くす」「改札印をすべて私鉄管理の駅で押してもらう」「今から約四半世紀前、高校の卒業旅行。北海道のニセコ駅から、トマム駅、マキノ駅経由、ハウステンボス駅までJRカタカナ駅制覇の日本列島縦断をした」といった内容の回答がありました。

「青春18きっぷ」は、JR全線の普通列車が乗り放題になる企画乗車券です。1枚で5日(人)分として使えます。価格は1万2050円です。

●アンケート実施概要
・調査期間:2019年11月27日(水)20時ごろから11月28日(木)20時ごろまで
・調査方法:Questantのシステムを利用して調査
・対象:「乗りものニュース」のSNS(Twitter、Facebook)のフォロワーなど
・有効回答数:133