観光地 箱根の強羅〜早雲山間を結ぶ箱根登山ケーブルカーが、まもなくの運転再開にあわせ、25年ぶりに車両を更新しました。初日から記念ヘッドマークを掲出する新型は、どのような車両でしょうか。赤と青の車体にも意味がありました。

座席はロングシート 車内の混雑緩和を図る

 2019年12月より設備の更新工事のため運休していた、強羅(神奈川県箱根町)〜早雲山(同)間を結ぶ箱根登山ケーブルカーが、2020年3月20日(金)より運転を再開、また同日より、2編成あるケーブルカーの車両が25年ぶりに新型へ更新されます。

 運転再開に先駆けた3月18日(水)、報道陣向けに試乗会が行われました。

 車両は赤い塗装の1号車と青い塗装の2号車です。ケーブルカーを運行する箱根登山鉄道は車両カラーについて、「赤は箱根登山鉄道の赤い車両『アレグラ号』を、青は登坂中に見える青空を、それぞれイメージしました」としています。車両前面には、リニューアルを記念したヘッドマークが掲出されていました。

 車両の乗車定員は1編成251人です。座席は窓と平行に設置したロングシートに変更されており、これについて箱根登山鉄道は、特に観光シーズンの混雑緩和を図るためとしています。

 ほか、車内の案内表示器が日本語、英語、中国語、韓国語の4か国語に対応していました。天井にはカメラが設置されており、これは乗務員が進行方向の前側(運転席)にしかいないため、後方の様子を確認するためのものといいます。

 なお、従来の車両はすでに解体されましたが、車輪のあるスイス製の台車部分は、今回の新型車両に流用されているそうです。