国が今後検討するという「高速道路のETC専用化」、首都高はどう受け止めたのでしょうか。直近では首都高でも初のETC専用出入口が開通しており、これを「ひとつの布石」と位置付けています。

首都高でも今後検討「ETC専用出入口」

 首都高速道路は2020年7月17日(金)、宮田年耕社長の定例会見を開催しました。

 高速道路をめぐっては7月2日(木)に国土交通省の審議会が、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、「料金所のETC専用化」を検討する方針を打ち出しています。すでにNEXCOの高速道路ではETC専用のスマートICが全国に整備されているほか、首都高でも、初のETC専用入口となるK7横浜北線 馬場出入口(出口は現金車も利用可能)が2月に開通しました。

「いま首都高のETC利用率は96%を超えています。馬場は構造的にも、ETC専用でないとフルサービスができなかったためということもありますが、ETC利用率を踏まえたうえでの、ひとつの布石です。今後、利便不便を考えながら、ETC専用の出入口を検討します」(首都高速道路 宮田社長)

 ただ、国が検討を進めるという料金所全体のETC専用化は、「ETCを持っている人、持っていない人のメリット・デメリットが焦点でしょう。そのあたりが審議会でも議論されているはずです」といいます。いずれ道路会社も審議会で意見を聴取される機会があれば知見を出すと話しました。