京都市の左上、高雄・京北地域の交通が大きく変わりそうです。

 西日本ジェイアールバスと京都市交通局は2020年8月12日(水)、京都市高雄地域および京北地域における公共交通の利便性向上への取り組み内容について発表しました。

 西日本ジェイアールバスは京都駅から高雄、栂ノ尾(とがのお)を経て旧京北町の周山までを結ぶ「高雄・京北線」を、京都市交通局は四条烏丸(地下鉄四条駅)から高雄までの市バス8号系統をそれぞれ運行しています。両者のバスについて、以下の施策が実施される予定です。

・市バスの栂ノ尾への延伸:市バス8号系統の全便を高雄から栂ノ尾まで延伸。
・運賃の均一化:高雄地域(栂ノ尾)から京都駅、四条烏丸駅までの運賃530円を、市バス、JRバス双方で230円に。
・「バス一日券」などの適用範囲拡大とJRバスとの共通利用化:均一運賃区間を適用範囲とする京都市「バス一日券」の適用範囲を栂ノ尾まで拡大。JRバスも乗車可能に(これまで一日券が利用できなかった市内均一区間内を含む栂ノ尾から京都駅までの全区間対象)。通勤・通学用「市内中心フリー定期券」も同様。
・JRバスの栂ノ尾〜周山(京北)間における運賃の見直し:均一運賃区間の拡大にともない、その対象外となるJRバスの栂ノ尾以北は、運賃に大きな差が生じることから、これを緩和すべく運賃の見直しを検討。

 高雄は紅葉の名所である神護寺、栂ノ尾は数多くの文化財を有する高山寺などがある観光地です。西日本ジェイアールバスと京都市交通局は今回の施策について、地域住民の通勤・通学や、観光の利便性が大きく向上するとともに、バスの利用分散も図られるとしています。

 これら施策は今後、国への認可申請などの諸手続きを経て、2021年3月に実施される予定です。