秘密結社のアジト…ではないようです。

 JR上野駅入谷口の改札口から伸びる通路に、「趣味の会」と書かれた看板だけがある「謎の扉」があり、「これは怪しい」「以前から通路を通るたびに気になっていた」「ダンジョンの隠し扉かな?」とSNS上で話題になっています。

 無機質な壁に、窓も無くキーロックで厳重に閉じられた扉。一体何の部屋なのでしょうか。

 これはJR東日本が主催する、シニア向け会員制有料サービス「大人の休日倶楽部」の会員向けに行われるカルチャースクールのための部屋です。「大人の休日倶楽部」はきっぷの割引や、店舗・施設の優待特典などが受けられますが、その特典のひとつとして「趣味の会」という講座が開催されているのです。

 JR東日本の公式サイトを見ると、謡曲や小唄などの文化講習や、語学学習など多彩な講座が開講予定に挙がっています。

「趣味の会」は現在、神田駅前の「東京教室」と仙台駅前の「仙台教室」、中央線の旧万世橋駅に近い「神田万世橋教室」の3か所で行われていますが、この扉の向こうにある「上野教室」も用いられることがあるそうです。

 JR東日本東京支社によると、「上野教室」には収容人数30名程度の部屋が2室あり、「大人の休日倶楽部」会員のみが入室でき、一般開放はしていないといいます。