死んだ美少女を巡る女子高生たちのだまし合いを描いたベストセラー小説の映画化作品が待望のDVD化。TSUTAYA先行でレンタルに登場する。W主演の清水富美加と飯豊まりえが、『暗黒女子』ワールド語る!



「人はみんな多面的要素を持っていると思う」──清水

「この作品は女子の二面性を表現している」──飯豊



清水:普段のまりえちゃんは人懐っこくて、みんなから愛される存在なんです。まりえちゃんが演じたいつみも学校の人気者だから表面的には同じなんだけど、いつみの裏側にあるものを表現しようと悩んでたよね。その姿を見たとき、まりえちゃんの芯の強さを感じると同時に、心配にもなりました。



飯豊:撮影中は思った通りにできなくて、泣いてしまったことも多かったですね。すごく落ち込んで帰ってくるので、母が本気で心配していました(笑)。でも、小百合役が富美加ちゃんでよかった。以前に共演した『連続テレビ小説 まれ』では一緒のシーンがあまりなかったんです。でも今回、富美加ちゃんと親しくなれたし、もう一度共演したい女優さんの一人だったのでうれしかったです。



清水:でも、まりえちゃんはすごく大変だったよね。文学サークルメンバー5人のそれぞれの発言によっていつみの印象がコロコロと変わっていくし、そのエピソードすべてがドラマとして再現されるわけだから、一人5役ぐらい演じていた感覚じゃない?



飯豊:確かに、カロリー高めの役だったかも。いつみは相手によって態度を変えるところはあるけど、映画で描かれているのは、いつみの死をテーマに小説を書いたメンバーの視点で語られるいつみの姿。だから、実像とは違う部分もあるのかなと。



清水:そうだよね。私が演じた小百合も後半になるにつれてダークな面があらわになっていくし。そう考えれば、人は誰しも多面性があるよね。だから、いつみの変化を責めることはできないし、自分を含めて、この作品に登場するキャラクターのような多面的要素を持っている人も多いんじゃないかな。



飯豊:言われてみれば、私にもそういう要素があるのかも(笑)。そういう意味では、この作品は現代の女の子たちが心の奥では普通に持っているけど、表には絶対に出さない二面性を表現した作品なんだと思います。



清水:映画自体はゴシック調でメルヘンな雰囲気があるけど、登場人物たちの二面性とか、描かれている毒はかなり鋭いしね。



飯豊:いつみの死の真相を追究するだけじゃなく、スカッとする部分もあるので、何度も繰り返し観て楽しんでほしいです。



◆PROFILE

清水富美加(左)

Fumika Shimizu/'94年東京都生まれ。TVシリーズ『仮面ライダーフォーゼ』('11)のヒロイン役で注目を集め、『HK/変態仮面』シリーズ('13、'16)などに出演。映画『東京喰種 トーキョーグール』が7月29日公開。

飯豊まりえ(右)

Marie Iitoyo/'98年千葉県生まれ。'08年に雑誌「ニコ☆プチ」でモデルデビューし、現在は「Seventeen」の専属モデルを務める。ヒロインを演じるTVドラマ『マジで航海してます。』と『居酒屋ふじ』が放送中。




『暗黒女子』








『暗黒女子』



8.2 RENTAL

8.26 ON SALE

(TSUTAYA先行レンタル)

'17年・日

監督/耶雲哉治

原作/秋吉理香子

脚本/岡田麿里

出演/清水富美加、飯豊まりえ、清野菜名、平祐奈、玉城ティナ、小島梨里杏、千葉雄大

【セル】4,800円(税抜/DVD)、5,800円(税抜/ブルーレイ)



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(取材・文:馬場英美/撮影:神保達也)