日本人として初めてヴェネツィア・ビエンナーレ&ヴェネツィア国際映画祭の全額出資を得た長谷井宏紀監督がフィリピンを舞台贈る、話題作『ブランカとギター弾き』がシネスイッチ銀座ほかにて7月29日(土)より全国順次ロードショー。このたび本作の公開を記念して、今夏公開のアジアを舞台にした最新映画を一挙にご紹介!



<フィリピン>『ブランカとギター弾き』(7月29日(土)より公開)



『ブランカとギター弾き』

『ブランカとギター弾き』/(C)2015-ALL Rights Reserved Dorje Film




舞台はカラフルでエネルギーに溢れたマニラのスラム。母親を買うことを思いついた孤児の少女ブランカと、盲目のギター弾きの“幸せを探す旅”。YouTubeの歌姫として国内外で人気を集めていたブランカ役のサイデル・ガブデロは演技初挑戦ながら、美しい歌声と演技力で観る者を強く惹きつける。彼女に生きる術を教える盲目のギター弾きには、生涯を通して実際にフィリピンの街角で流しの音楽家として活躍していたピーター・ミラリ。その他、出演者のほとんどは路上でキャスティングされている。そして劇中、演奏されるスペインをルーツにした素朴で温かいフィリピン民謡「カリノサ」は必聴だ。



【STORY】

“お母さんをお金で買う”ことを思いついた孤児の少女ブランカは、ある日、盲目のギター弾きピーターと出会う。ブランカはピーターから、得意な歌でお金を稼ぐことを教わり、二人はレストランで歌う仕事を得る。ブランカの計画は順調に運ぶように見えたが、一方で、彼女の身には思いもよらぬ危険が迫っていた…。



<韓国>『ワン・デイ 悲しみが消えるまで』(7月29日より公開)



心に傷を負った男と、人には見えない存在となった女が織り成すファンタジックなラブストーリー。『無頼漢 渇いた罪』でカンヌ国際映画祭に初参加し、『パンドラ』で圧倒的な興行記録を韓国で打ち立てた俳優キム・ナムギルの約2年ぶりの主演映画。共演は『ハン・ゴンジュ 17歳の涙』で主人公を演じ、第25回青龍映画賞 主演女優賞他、多くの映画賞を獲得、その他『愛を歌う花』『哭声/コクソン』など多様なキャラクターを演じてきた若き実力派女優チョン・ウヒ。主人公の二人はひょんなことから韓国の街をはじめ、海辺の町を歩き回るふたり。太陽の日差しによって表情を変える街並みは旅情気分を盛り上げること間違いなし!



【STORY】

最愛の妻を失い、無気力な日々を過ごす保険調査員のガンス。彼は調査のため、不慮の事故で昏睡状態に陥った女性ミソの病室を訪れる。そこでガンスはある女性から声をかけられる。そこにいたのは、なんと昏睡状態のはずのミソだった。ミソはお願いがあると言って彼に付きまとい、いやいやながらもガンスはミソに付き合うことに。一見明るく見えるミソだったが、ガンスが調査していた彼女の事故の裏には、悲しい出来事が秘められていた。



<ベトナム>『草原に黄色い花を見つける』(8月19日より公開)



1980年代後半の緑豊かなベトナム中南部のフ―イエン省の自然を背景に、思春期の悩みや嫉妬、別れの痛み…少年から大人になる瞬間を詩情あふれる映像で表現した、輝きと郷愁に満ちた物語。第89回アカデミー賞外国語映画部門にベトナム映画代表として出品された他、トロント国際児童映画祭など海外映画祭でも数多くの賞を受賞した。



【STORY】

ティエウとトゥオンの兄弟は、いつも一緒の仲の良い兄弟。思春期を迎える12才の兄ティエウは、近所に住む少女ムーンが気になっているが、うまく想いを伝えることができない。そんなある日、ムーンが家の不幸から兄弟の家に身を寄せることになる。一緒に過ごす時間にティエウの恋心は募るばかり。しかし急接近したトゥエンとムーンの仲に嫉妬したティエウは、逆に取り返しのつかないことをしてしまう…。


『ブランカとギター弾き』

2017年今夏シネスイッチ銀座他にて全国順次公開!





監督・脚本:長谷井宏紀

製作:フラミニオ・ザドラ(ファティ・アキン監督『ソウル・キッチン』)

制作:アヴァ・ヤップ

撮影:大西健之

音楽:アスカ・マツミヤ(スパイク・ジョーンズ監督短編『アイム・ヒア』)、フランシス・デヴェラ

<CAST>サイデル・ガブテロ / ピーター・ミラリ / ジョマル・ビスヨ / レイモンド・カマチョ

2015年 /イタリア/ タガログ語 / 77分 / カラー / 5.1ch / DCP / 原題:BLANKA / 日本語字幕:ブレインウッズ/