2017年10月期に放送されるTBS系ドラマ『監獄のお姫さま』に、小泉今日子が主演を務めることが明らかになった。脚本は宮藤官九郎が担当する。宮藤と小泉とは、NHKの朝ドラ『あまちゃん』(2013年)以来のタッグとなる。


共演陣も小泉同様ドラマや映画、CMなどで幅広く活躍する満島ひかり、夏帆、坂井真紀、森下愛子、菅野美穂といった豪華な顔ぶれが揃った。



『木更津キャッツアイ』のテンポ感は“おばちゃん”



「結局、おばちゃんのお喋りを書いている時がいちばん楽しいという結論に至りました」という宮藤が舞台にしたのは女子刑務所だ。「私も立派な中年になりまして、今『木更津キャッツアイ』のテンポ感でドラマを作ろうと思ったら、若者 より、おばちゃんの方が俄然しっくり来る。早口だし、声が大きいし、他人の話を聞かないし、同じことを何度も言うし」と、設定の背景を語っている。



主演の小泉は「久しぶりの宮藤官九郎さんの脚本です。 脚本通りに演ずれば面白いこと間違い無しだと思ってます」とコメント。



また、宮藤の脚本での参加が初めてとなる菅野は「宮藤さんとは、脚本では初めてご一緒させて頂くのですが、エスプリと同時に、炸裂感のあるクドカンワールドに自分も参加させて頂けることに、ワクワクしています。そして、小泉さんとご一緒できるなんて…やったー!!本当にウソみたいで、うれしい気持ちでいっぱいです」とコメントを寄せている。



ドラマ『監獄のお姫さま』あらすじ



物語は、5人の女がある大企業のイケメン社長を誘拐するところから始まる。



当初、何が目的なのか、5人はどういう関係なのか、すべてが謎に包まれたまま…。しかし、次第に明らかになる社長の過去。彼は愛人を殺した殺人犯だった。社長誘拐計画は、その殺人の真相を暴き、まだ刑務所にいる前社長の娘の冤罪を晴らすためのものだったのだ。 しかし、復讐は彼女たちが計画した通りに進まない。さまざまなハプニングが起こり、そのたびにパニックに陥る5人の女。それでも、それぞれの得意分野を活かして、なんとか軌道修正を図っていく。



時はその6年前、一人の女が新しくできた女子刑務所に入所してきた日に戻る。



彼女の名前は、馬場カヨ (小泉今日子)。罪状は、不貞を働いた夫を刺した殺人未遂だ。 カヨが生まれて初めて経験する女子刑務所。そこは後悔、嫉妬、羨望、罪悪感…さまざまな思惑が 交錯する場所だった。そこで彼女が出会う一筋縄ではいかない女たち。



足立明美(森下愛子)は違法薬物 不法所持。勝田千夏(菅野美穂)は所得隠しと巨額の脱税。千夏は刑務所のリーダー的存在だ。大門洋子 (坂井真紀)は詐欺と横領。そして江戸川しのぶ(夏帆)。しのぶの罪状は殺人だったが…。 5人は、それぞれにイタイ女だが、可愛くて可哀想なところもあった。 そんな彼女たちを見守る厳格な刑務官にして教官、若井ふたば(満島ひかり)。罪を憎んで生きてきた ふたばは、このイタイ女たちを立ち直らせるべく、厳しくさまざまな教育を施す。しかし5人と接している うちに、冷たく閉ざされていたふたばの心がだんだんと開かれ、人としてはダメだが魅力的な彼女たちに 気持ちを奪われていく。



当初は、周りに馴染めずにいたカヨだが、リーダー的存在の千夏との関わりから、だんだんと仲間意識が 芽生えていく。そして誰とも交わらず、常に1人で行動しているしのぶの実情を知る。実は、しのぶは冤罪で服役しているというのだ。



冤罪なんて許せない…カヨは、出所後4人で集まってしのぶの冤罪を晴らす復讐計画を立てる。そして、ふたばもその計画に加わることに! 6人の女たちが送る、“おばちゃん犯罪エンターテインメント”。果たして、女たちのリベンジ計画はうまくいくのか?