マイケル・ベイ監督による『トランスフォーマー』シリーズ最新作『トランスフォーマー/最後の騎士王』は主にアメリカとイギリスの2つを舞台に物語が進行していく。今回、アメリカパートでマーク・ウォールバーグ演じるケイドと出会い、トランスフォーマーたちとの戦いに巻き込まれていく少女、イザベラを演じたイザベラ・モナー(撮影当時は弱冠14歳。来日直後に16歳になったばかり)にインタビュー。



ヒロインのヴィヴィアンを演じたローラ・ハドックとは異なり、トランスフォーマーとの絡みが多いイザベラは幼い頃からシリーズに触れてきた大ファンだという。その彼女が体験した、実際のマイケル・ベイとの仕事とはどんなものだったのだろうか。実は、直前までイザベラ役には違う俳優があてがわれるはずだったというが、直前でイザベラはその座を掴み取った。



(C)2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved. HASBRO, TRANSFORMERS, and all related characters are trademarks of Hasbro.

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「マイケル・ベイ監督は最初、他の人に決めようとしていたみたいで。決まるちょっと前にキャスティング・ディレクターが私の(オーディション用)テープを勧めてくれて、それを観た監督が私に即決してくれたそうです。とても光栄な事ですし、決まった知らせは自宅で聞いたのですが嬉しくてまず叫びました(笑)。今回素晴らしいチャンスを貰ったと思っています。子供の頃から観ていたシリーズなので、私にとって本当に大きな意味を持つものでした」



もともとファンとして観ていた作品に出演するとあって、イザベラは「とにかく緊張していた」と振り返る。



「とにかく緊張していましたね。マーク・ウォールバーグはレジェンドですし。ちょうど撮影の一週間前に『Daddy's Home』(邦題:『パパVS新しいパパ』/ウィル・フェレルと共演のコメディ)を観ていたし…。彼は愉快で素敵でした。戸惑いもありましたけど、自分にとってはとても楽しい挑戦になりました。現場にはずっと母がいてくれて『理由があって起用されたんだから、自分の持っているものをすべて注げば大丈夫』と励ましてくれて、私も全力を尽くしました。撮影中は涙をながすことが多かったんですよ。いちばん最初の時に監督が目薬持ってこようとしていたので辞退したのですが、演技では完璧にひとつの涙をながすことが出来たんです。それもあって、監督からは泣くことを多く要求されるようになりました」



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一発で泣きの演技をこなしたと話す彼女も、『トランスフォーマー』に参加するとあって肉体的なアプローチでもしっかりと準備してきていた。



「役作りの準備としては肉体的な準備が多かったですね。一ヵ月半ほど毎日自分でトレーニングをしましたし、ボクシングなど有酸素運動もたくさんやったので体が鍛えられて、男の子たちが怖がるくらいガッチリした体になりましたよ。撮影ではとにかくマーク・ウォールバーグに遅れを取らないようにしないといけませんでしたから。爆発シーンなどで首の後に本当に熱を感じるような状況でしたし、遅れると吹き飛ばされてしまうかもしれないですからね(笑)。とにかく自分のスタミナと耐久力を維持しないといけなかったので大変でした。おまけに、マイケル・ベイ監督は走るシーンを一日ですべて撮るんです。なのでとにかく大変でしたけど、そういう苦労を体験したので、今後自分の人生で何が控えていても頑張れるんじゃないかなと思っています」



イザベラは、スクィークスという可愛らしいトランスフォーマーを引き連れたキャラクター。それ以外でも、マーク・ウォールバーグ演じるケイドと関わることで、多くのトランスフォーマーたちとの絡みを見ることが出来る。対人ではない演技の大変さについては実のところそこまで違和感はなかったんだとか。



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「(話す相手の)目印はありましたけど、実際のトランスフォーマーはもっともっと大きいので、あまり役にはたちませんでした。例えばキャノピーとのシーンでは、スタッフの1人の男性がダンボールの切り絵を持っていて、私はそれに向かって演技をしているんです。その周りでは通行人がいたり、ごく普通の日常的なことが展開しているんですよ。私は昔から想像上の友だちを作ったりして遊んだこともあったので、その当時から比べても、実はかけ離れたことはしていないんです」



現在16歳となったイザベラは、女優以外に歌手やダンサーなどでも活躍しているが、今のところはそれらすべてが上手く行っているという。



「私には素晴らしい母親いますし、教育をとても重要視してくれている。私のやりたいことにはいろいろと言わないですし、撮影現場にいることが一番の喜びであればそれを許してくれますし。自分の子供がちょっと変わっているというのも認識しているんだと思いますよ。40代の男性と過ごして楽しいと思っているわけですから(笑)。2学年飛び級して、今年から大学生としての生活も始まりました。学業との両立はとても大変ですが、今のところは上手く出来ていると思います」



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映画を観てもらえれば分かるのだが、イザベラは少女という設定のポジションでありながら、母性を垣間見せたり、女性としての力強さも見せている。劇中に登場する同世代の男の子たちと比べても明らかに大人びているその魅力に、本作はもとより今後も女優として大いに注目していきたいところだ。


映画『トランスフォーマー/最後の騎士王』

8月4日より日本公開





監督:マイケル・ベイ

脚本:マット・ハロウェイ、アート・マーカム、ケン・ノーラン

出演:マーク・ウォールバーグ、ローラ・ハドック、ジョシュ・デュアメル、タイリース・ギブソン、ジョン・タトゥーロ、スタンリー・トゥッチ、アンソニー・ホプキンス

配給:東和ピクチャーズ