沼田まほかるの原作、蒼井優&阿部サダヲW主演で贈る実写版『彼女がその名を知らない鳥たち』(10月28日公開)。来る10月13日は、明治元年(1868)のこの日、明治天皇が京都から江戸城に入ったことにちなむ“引越しの日”(全国引っ越し専門協同組合連合会が制定)。ということで今回、10月13日=“引越しの日”を記念し、阿部演じる陣治と蒼井演じる十和子の引っ越し模様を捉えた場面写真が解禁となった。



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解禁された場面写真は、口が悪くわがままで嫌な女・十和子(蒼井優)と、下劣で汚い男・陣治(阿部サダヲ)が、風呂トイレ別の2LDKのマンションへと引っ越しする場面が映し出される。陣治は十和子と共に暮らす事への喜びが隠しきれず、満面の笑みを浮べながらせっせと積荷を下ろすのだが、十和子はどこか不安を抱えたような表情。対照的な2人の姿からは、これから共に暮らすことを決めたとはいえ、恋人関係ではないという特異な関係性が感じ取れる瞬間だ。



この引っ越しシーンが撮影されたのは、大阪城東区の第二寝屋川に面したマンション。周りにはほかにも数多くの大きなマンションや団地が立ち並び、工場も点在して独特の雰囲気を醸し出しており、二人の閉じられた生活が発する、重たく生暖かい空気感を作り出すのにひと役買っている。原作の舞台が大阪となる本作は、関西ロケか、それとも別の地で撮影を行うか議論が交わされたものの、メガホンを取る白石和彌監督の「大阪だと分かりやすいロケ地ではなくても、場所の持つ空気感は必ず映像に出る」という一声によりオール関西ロケの敢行が決定。作品へのこだわりに妥協をしなかった白石監督の情熱が、本作ならではの空気感を作り上げている。


映画『彼女がその名を知らない鳥たち』

10月28日(土)新宿バルト9他全国ロードショー





蒼井優 阿部サダヲ

松坂桃李 / 村川絵梨 赤堀雅秋 赤澤ムック・中嶋しゅう / 竹野内豊

監督:白石和彌

原作:沼田まほかる「彼女がその名を知らない鳥たち」(幻冬舎文庫)

制作プロダクション:C&Iエンタテインメント

製作:映画「彼女がその名を知らない鳥たち」製作委員会

【R15】

配給:クロックワークス

2017年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/123分