2010年公開の7作目『ソウ ザ・ファイナル 3D』で幕を閉じたスリラー映画界の金字塔『ソウ』シリーズ。7年の時を経て『ジグソウ:ソウ・レガシー』として復活を遂げた本作は全米初登場No.1のスタートを切り、その勢いのままに11月10日、日本でも公開を迎えた。



『ソウ』シリーズは“ジグソウ”こと連続殺人犯のジョン・クレイマー(トビン・ベル)や彼の後継者とされる人物が、人間心理を巧妙に読み取り、二重三重にも計算されたトラップで被験者を追い込む様が醍醐味のスリラー作品で、これまでホラー&スリラー作品で見る猟奇的殺人犯とは一線を画すキャラクターとなっている。なぜなら、彼の目的は 殺人そのものが目的ではなく、「被験者」と呼ぶゲームの対象者に生きる意味を見出させること、もしくは、自身の業を正させることを意図しているからだ。



長年“ジグソウ”ことジョン・クレイマーを演じてきたトビン・ベルも「ジョンは、スラッシャー(破壊者)じゃない。彼は哲学者で神学者みたいに考える人なんだ。人生を無駄にしている人や、人生を得る資格がない人達について描いているんだ。僕らは、生きていることをあまりに当たり前だと思って過ごしている。だからジョンは、その人達に向かって、生き残るために、死体を乗り越えられる人達は誰なのか? を問いかけているんだ」と語る。



これまでジグソウが選出する“ゲーム”対象者は自傷癖のある者や、薬物中毒者、さらには放火犯や詐欺師、窃盗犯、あるいは不倫する医者や、子供を亡くした父親など様々だったが、本作でも不貞者、窃盗犯、子供を亡くした者、自身が売ったバイクにより事件を引き起こす者など、様々な過去を抱えて生きる登場人物たちが選ばれた。



果たして彼らは自らの明かされることのなかった罪と真実を告白し、生きる意味を見つめなおし、ジグソウが仕掛ける“ゲーム”をクリアすることができるのか――?




映画『ジグソウ:ソウ・レガシー』

公開中





出演:マット・パスモア カラム・キース・レニー クレ・ベネット ハンナ・エミリー・アンダーソン ローラ・ヴァンダーヴォート、マンデラ・ヴァン・ピープルズ ポール・ブラウンスタイン ブリタニー・アレン ジョサイア・ブラック

監督:スピエリッグ兄弟(『デイブレイカー』『プリデスティネーション』)

脚本:ジョシュ・ストールバーグ ピーター・ゴールドフィンガー(『ピラニア 3D』『ピラニア リターンズ』)

プロデュース:オーレン・クールズ マーク・バーグ グレッグ・ホフマン(『ソウ』シリーズ)

提供:アスミック・エース/ポニーキャニオン

配給:アスミック・エース

原題:JIGSAW/2017年/アメリカ/92分/スコープサイズ/5.1chサラウンド