8日に放送されるテレビ東京系スペシャルドラマ『娘の結婚』(20時〜)の会見が5日都内で行われ、主演の中井貴一、波瑠、満島真之介が登場した。


このドラマはベストセラー『東京バンドワゴン』シリーズで知られる小路幸也の同名小説『娘の結婚』(祥伝社文庫刊)が原作。男手一つで育てた娘の結婚に逡巡する父親を描いたもの。



娘の結婚に葛藤する父・國枝孝彦を演じる中井は「僕は子供がいないんですけど、こんなおおきい娘のお父さんを演じるようになっちゃったんだな」と、孝彦の娘・実希を演じる波瑠を見て苦笑い。



中井はテレ東ドラマへの出演が初めてとなる。今回のドラマについて「(最近のドラマは)あらかじめ(視聴率などが)計算できるもの、読めるものを作りたいと思うもの。(それに比べて)家族全員でゆっくりとみられるドラマだと思う。割と僕たちの世界でもテレビ東京は面白いと言われている。いいドラマを作っていく局になってくれればいい」と、ともすれば単調になりがちなホームドラマに挑戦したテレ東をべた褒めした。



波瑠は、中井とは『アゲイン 28年目の甲子園』以来の共演。父役の中井について「初めましてじゃなくてほんとによかったと思いました。甘えることができた」と撮影を振り返った。



波瑠と中井貴一。

波瑠と中井貴一。新大阪の駅で中井を見かけた波瑠はダッシュで駆け寄り、中井のスタッフを焦らせたというエピソードを披露




極度の人見知りという波瑠は「人の目を見るのがすごい苦手。のどのあたり見て話す」とコメントすると、中井も「(目を)見ないっす。僕も人見知りなんですけど、だんだんムカついてくる」と笑いながら初対面の様子を振り返りつつ「朝ドラ(『あさが来た』)で成長したな」と、波瑠の変化を語った。



一方、実希の婚約者・古市真役の満島はベテラン俳優の中井と初共演となる。「電子機器にしか向き合ってない僕らが、対峙できるかと」と、中井への畏敬の念を込めつつ感謝を述べるものの、「電子機器を使っている自分」と「アナログな中井」をことさら強調しすぎたせいで、中井から「(自分も)けっこう電子機器使ってるよ?」と笑いながら突っ込まれた。



また、ドラマ放送日が成人の日に合わせ、「20歳の若者にアドバイスを」と聞かれた満島は「父親が20歳の時に着ていたスーツがぴったり入った」というエピソードを披露するも、20歳直前に挑戦した自転車の旅話でテンションが高まってしまったのか、「たまに会ったときはハグしてみるとかすると、この人こういう体つきなんだ、とわかる。自分の足で動けばなんとかなる。楽しく頑張ってもらいましょう」と勢いでコメント。



すかさず中井が「でもお前、なんでもハグすればいいと思うな。こういう時代だから相手のことを考えて…」と諭し、報道陣の笑いを誘った。