女優で歌手の上白石萌音が16日、1st オリジナルアルバム『and...』(7月12日発売)の収録曲をフリーライブで初披露。さらには映画『君の名は。』の「なんでもないや」も熱唱し、会場を大いに盛り上げた。


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『君の名は。』や『ちはやふる –上の句/下の句-』など話題作に出演して知名度が一気に上がった上白石。昨年はカバーアルバム『chouchou』(2016年10月5日発売)もリリースし、歌手としても脚光を浴びた。



そんな上白石は今回、自身初のオリジナルアルバムを発売。ラゾーナ川崎プラザで実施されたリリース記念ライブでは、同アルバムにも楽曲提供している音楽プロデューサー河野伸をサポートキーボードに迎え、収録曲の「告白」や「君に」「ストーリーボード」などをオーディエンスの前で初披露した。



サポートキーボードの音楽プロデューサー・河野伸の奏でるメロディに合わせて歌う上白石。『and...』の楽曲は「これからも大切に歌っていきたい」と話した

サポートキーボードの音楽プロデューサー・河野伸の奏でるメロディに合わせて歌う上白石。『and...』の楽曲は「これからも大切に歌っていきたい」と話した




上白石は、大勢のファンが待ち構えるステージに、青のロングワンピースで登場。ファンに「今日は倒れないように。ちょっとでもクラって来たらすぐ手を上げてください。お水もいっぱい飲んでください」と呼びかけてライブをスタートした。



1曲目に選んだのは、秦基博が楽曲制作およびプロデュースを手がけた「告白」。朝の情報番組「めざましテレビ アクア」(フジテレビ系)のテーマソングとして知られる同曲は、上白石の初オリジナル曲。告白をテーマにした甘酸っぱいストーリーを、上白石は伸びのある、情感たっぷりの歌声で表現した。



「告白」を歌い終え、来場者に水を飲むよう急かして笑いを誘った上白石は、河野がリズミカルなメロディーを奏で始めると「私のライブで皆さんに、『立ったまま寝てしまいそうになる』とよく言われますが……今日は寝かせません!」とニッコリ。そして「次の曲、皆さんの助けが必要です」と手拍子をリクエストした。



上白石は手拍子のリズムをレクチャーし、「でもこれ、1曲丸々だと疲れると思うんですよ。だからサビ! サビは魂込めて叩いてください」とお願い。「大好きな藤原さくらちゃんと一緒に作った曲」だという「きみに」を歌い始めた。



「告白」とは打って変わり笑顔を弾けさせ、軽快なメロディーに合わせて自身も手拍子を取りながら、高低差のある歌声を披露。歌唱後には藤原をマネて「ありがとうございます、センキュ!」と声を上げた。



手拍子を取りながら「きみに」を歌う上白石

手拍子を取りながら「きみに」を歌う上白石




次いで上白石は、太陽がさんさんと照りつける会場で夏をテーマにトークを開始。「学生は宿題に追われますね。私、8月31日まで溜める派! 計画的に出来ない派です」と明かし、「暑い夏が今日から始まる感覚」だと話した。続けて、「アルバムの曲じゃないんですけど……去年の夏を思い出すような、私にとって大切な曲を」と『君の名は。』の「なんでもないや」をチョイス。



ファンの間でおなじみになった切ないメロディに凛とした表情を浮かべ、一音一音丁寧に熱唱した。



『君の名は。』の代表曲「なんでもないや」も披露した上白石。情感あふれる歌声で観客を終始魅了した

『君の名は。』の代表曲「なんでもないや」も披露した上白石。情感あふれる歌声で観客を終始魅了した




歌唱後は、静まり返っていた観客から自然と拍手喝采。上白石はほほ笑み、「この曲があったからまた、『and...』というアルバムが生まれました。あのアルバムがあったから、今の私があります。本当に大切な曲」と浅からぬ思いを語った。



ライブ最後は、androp・内澤崇仁の提供楽曲「ストーリーボード」を「出会いの曲」と紹介して披露。「僕は主人公じゃなくて、2番手の脇役でもない。世界が生まれて初めて出会えたんだ、君に」「探していたんだ君のことをずっとずっと探していた」と、『君の名は。』の立花瀧や宮水三葉を彷彿とさせる歌詞を歌い上げ、最後まで来場者を魅了した。(文&撮影:桜井恒二)



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