ドラマ『僕たちがやりました』主題歌として、そして主演の窪田正孝らキャスト陣とコラボしたスペシャルユニット『DISH//と凡下高がやりました』で話題沸騰中の「僕たちがやりました」。



EBiDANの異端児として、寸劇までこなす「ダンスロックバンド」として活動してきたDISH//が、ドラムの泉 大智の加入でバンドとして音楽とガッチリ向き合うように。デビュー6年目のリスタート、そしてこれからのDISH//の記念碑となるべき楽曲についてメンバーが熱く語る。(インタビュー&文:坂本ゆかり 撮影:山内洋枝)


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OKAMOTO’S提供曲をDISH//が歌うことで、荒々しいけど20歳らしいパワーが生まれたし、サビのメッセージも同世代にストレートに届いてくれるんじゃないかな



―新曲「僕たちがやりました」は、すでに窪田正孝主演ドラマ『僕たちがやりました』主題歌としておなじみですが、OKAMOTO’Sさんの提供楽曲なんですね。



北村匠海(Vo/G・以下、匠海):OKAMOTO’Sさんは大好きなバンドだったので、曲をいただけてうれしかったです。最初の印象は、“大人のロック”。カッティングから音から、渋さもあってかっこよかった。でもそれをDISH//が歌うことで、荒々しいけど20歳らしいパワーが生まれたし、サビの「生きろ!」っていうメッセージも同世代にストレートに届いてくれるんじゃないかな。「僕たちがやりました」は、これからのDISH//を先導してくれる、DISH//の代名詞になる曲になりそう。



―そんな“大人のロック”をDISH//のロックとして聞かせるために どんなことをしたのでしょう。



匠海:OKAMOTO’Sのオカモトショウさんがディレクションもしてくださったのですが、普通のレコーディングのように、楽器を別々に録っていくんじゃなくて、頭から最後まで、5人で一緒に演奏しながらレコーディングしていったんです。それが普段リハーサルとかライブをしているような、僕らだけの空間って感じで、5人だけのグルーヴ感が出せた気がします。今までにないDISH//らしさを音源に閉じ込めることができました。ショウさんもフロントに立っている人なので、演奏の技術よりも気持ち面のディレクションが多かったのも僕らには響きました。



―わ〜、ディレクションまでしてくれたんですね。



小林龍二(RAP/B・以下、龍二):はい。OKAMOTO’Sさんから届いたデモ音源に、僕らなりにライブで映えそうなアレンジを加えてみて、相談しながら作っていきました。DISH//らしさを感じてもらえるとうれしいです。



矢部昌暉(cho/G・以下、昌暉):めっちゃ緊張したけど、すごく勉強になったよね。アンプの音に関しても、「ギターが二人だから、こっちはこの音、こっちはこの音がいいんじゃない?」ってことまで提案してくださって。ショウさんは、「若いから気持ちでワーってやって、勢いを音楽に乗せるのも大事だ」って言ってくださったので、「技術がないところは、気合でカバーしてもいいんだ」って安心できました。



匠海:正当化するわけじゃないんですけど、今の僕らにしか出せない音ってあると思うんです。それがこの楽曲には、よく乗った感じがしてて。今まで本当にいろんな方向を向いてきたけど、この曲で生演奏バンドとして進んで行くべきだと確信できた。今までみたいに、ダンスを踊ってキラキラしているだけじゃダメ。「キングオブコント」に出て面白いこともするかもしれないけど、いざDISH//の曲聞くと「かっこいいじゃん」と思わせたいんです。今まで変わったことも挑戦してきたけど、逆にそういう経験は他のバンドはしてないから、僕らの強みになるんじゃないかな。とにかく「僕たちがやりました」で、僕らの進む道が見えました。



昌暉:これが俺らのロックンロール!



一同:お〜、マサキ、名言出たね(笑)。



休みの日、寝て起きたら、14時間経ってました。起きたとき、「生きてる!」って思いました(笑)







北村匠海(Vo/G)


矢部昌暉(cho/G)


小林龍二(RAP/B)


橘柊生(Fling Dish/RAP /DJ/Key)


泉大智(Dr)








―サビの「生きろ!」というフレーズが印象的ですが、みなさんが最近「俺、生きてる!」と感じたエピソードを教えてください。



昌暉:先月と今月、ストレス発散というか、買い物とか食事とか、お金を使いすぎちゃったんです。僕、お小遣い制なので、次のお小遣いが入るまであと3週間もある。そこまで頑張らなきゃ!



龍二:それ、「死ぬな」って話じゃないの?



昌暉:話聞いて! 節約しながら少ない材料で美味しいものを自分で作ったり、そうやっているときに「生きてる!」って感じます。結構楽しいですね。



匠海:マサキ、愛くるしいな、よしよし(←頭なでなで中)(笑)。



橘柊生(Fling Dish/RAP /DJ/Key・以下、柊生):最近ライブに行くことにハマっていて。先日、共演させいただいたことのあるBiSHさんのライブに行かせていただいたんです。彼女たちも初めての大舞台で、1曲1曲が素敵に見えたこともあるけど、MCがすごく人間味に溢れてたんです。「あ〜、生きてる。アイドルじゃない、人間だ!」って思いました。僕、あまりに感動して泣いちゃいました。



匠海:この前、大智とゴハンに行ったんです。大智の知り合いがやっているお店で。最近、DISH//として集まる機会が少なくて、久々にメンバーに会った後だったし、会えない不安とか、そんな話を店長にぶつけてたんです。店長は人生の先輩として、人生経験を踏まえていろんな話をしてくれて、その言葉に大号泣しました。プライベートで初めてなんです、あんなに泣いたの。結果、大智に迷惑かけた。ゴメン(笑)。



泉大智(Dr・以下、大智):でも、急に大号泣した訳じゃなかったから、心の準備はできてた(笑)。



匠海:抱えるタイプではあるんですけど、それをライブで発散してた節があったんです。でも最近、ライブもなかったし。店長、俺の中では神様ですよ。そこから全然違います。



龍二:なんかイイ話が続いてて、ハードルが上がってきたな(笑)。この前の休みの日、寝て起きたら、14時間経ってました。起きたとき、「生きてる!」って思いました。人間って、こんなに寝れるんだなーって(笑)。その後、頭痛がハンパなかったです。



大智:代官山の鎗ヶ崎交差点っていうところがあるんですけど、あそこの風景を見るたびに黄昏ちゃって。



一同:なに、それ!(笑)



大智:すごく好きな場所です。夏とか特に、懐かしい気持ちになる。生きてる感じがする場所です。



窪田正孝さんのボーカルは低いドスの効いた感じで、羨ましいなと思いました



―ドラマ『僕たちがやりました』の主題歌ということですが、ドラマキャストの窪田正孝さん、間宮祥太朗さん、葉山奨之さん、今野浩喜さんとスペシャルユニット『DISH//と凡下高がやりました』を結成して、この曲を歌ったのも話題になりました。匠海さんは、同じボーカリストとして窪田正孝さんのボーカルをどう感じましたか。



匠海:役者さんの歌って、個人的に好きなんですよ。僕はパッションタイプなので、テクニックのことはわからないけど、すごくいいなと思ったのは、窪田さんの声ですね。僕は声のトーンが高いんだけど窪田さんは低いドスの効いた感じで、羨ましいなと思いました。



―何か、エピソードはありますか?



匠海:僕、ほかの仕事があって、レコーディングに遅れて参加したんです。「どんな感じかな?」ってワクワクしながら行ったらちょうど窪田さんがレコーディングしてたんだけど、うちのメンバーたちは、レコーディングの部屋の片隅でこそっと固まって、団子になってました。DISH//は人見知りなので(笑)。



―(笑)。MVもカッコいいですね。



昌暉:役者さんってスゴイですよね。「分かんない!」といいつつ、見せ方もかっこよくて。僕たちが初めてMV撮ったときとは大違いでした。





―8月14日に行われるライブイベント、『僕たちがやりましたpresents「真夏の僕やりNIGHT〜“そこそこ”で終わらない、夏〜」』では、『DISH//と凡下高がやりました』として生パフォーマンスも!



柊生:キャストのみなさんはもちろん、いろいろな人が出るので、その中で爪痕を残したいですね。同じ「僕やり」チームですけれど、「DISH//が一番かっこよかった」って言われたい。 期待して欲しいと思います。お笑いとかじゃなくて、ライブでインパクトを残すのが僕らの今の一番の仕事です。



匠海:うん、そこが一番違う。前は、竹馬で入場するとか、寸劇とかでインパクトを残すのに必死だったから。そろそろ「DISH//って面白いよね」を脱出したいし、これからは、ライブの内容に自信を持ちたい。



これからリスタートだと思って、それぞれがしっかり意識を持つとこから始めたいんです








―今年、1月1日にドラムの大智さんが加入したことで、バンドとしての自覚が大きくなったみたいですね。



昌暉:今まで何をやってたんだろうって思いました。ずっとライブにはサポートドラムの方に入ってもらってたんですけど、僕らと比べると上手すぎちゃって。先生って感じだった。大智が入って、仲間で出せるグルーヴが生れたと思います。



大智:嬉しいですね(ドヤ顔)。僕自身も、入る前は「DISH//っていろいろやってるなー」って思ってた(笑)。でも、友だちにも「大智が入ってから、いいバンドになった」って言われて、自信を持てました。



匠海:今までバンド演奏って、DISH//にとってトピックスの1つでしかなかったんです。でも、今はバンド演奏が核になった。ずっとフワフワしてたけど、大智が入って固まった気がします。



―でも、20歳で武道館を3回もやってるバンド、そうないですよ。



匠海:早く武道館を経験してしまったからこそ、挫折もあるんです。グループとしてしっかり形になってないのに、武道館をやってしまった。3年前にこのスタイルが確立してたら、もっといいバンドになっていたのに……。トントン拍子にきちゃったけど、これからリスタートだと思って、それぞれがしっかり意識を持つとこから始めたいんです。僕らのリスタートを加速させてくれるのがこのドラマであり、ライブ。7月28日には僕の主演映画『君の膵臓をたべたい』も公開されるし、この半年が僕らの勝負。「DISH//キてるよね」って言われたいです。



―「僕たちがやりました」がDISH//のターニングポイントになりそうですね。



匠海:本当にそう思います。僕らとしては生まれたてバンドの気分。グループとしては6年目だけど、今年大智が入って、新しい一歩を踏み出した。しっかり大きな一歩が踏めればいいな。もっともっと多くの方にDISH//を知ってほしいです。



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DISH// リリース情報





「僕たちがやりました」初回生産限定盤A

初回生産限定盤A




「僕たちがやりました」初回限定盤B

初回限定盤B




「僕たちがやりました」初回限定盤C

初回限定盤C




「僕たちがやりました」通常盤

通常盤







僕たちがやりました



2017年8月16日発売



初回生産限定盤A(CD+DVD):SRCL-9501〜2 ¥3,000(税込)

初回限定盤B(CD+DVD):SRCL-9503〜4 ¥1,600(税込)

初回限定盤C(CD+40Pブックレット):SRCL-9505 ¥1,600(税込)

通常盤(CDのみ):SRCL-9506 ¥1,200(税込)




初回生産限定盤A

CD収録曲

M-1 僕たちがやりました 他3曲収録

DVD収録内容

DISH// 2017 Spring Tour『実食会』 ツアーファイナル〜杏仁豆腐風味〜スペシャルダイジェスト(約70分収録)



初回限定盤B

CD収録曲

M-1 僕たちがやりました 他3曲収録

DVD収録内容

『僕たちがやりました』ミュージックビデオ&メイキング



初回限定盤C

CD収録曲

M-1 僕たちがやりました 他3曲収録



通常盤

CD収録曲

M-1 僕たちがやりました 他3曲収録





DISH// ライブ情報



◆僕たちがやりましたpresents「真夏の僕やりNIGHT〜“そこそこ”で終わらない、夏〜」



2017年8月14日(月)@豊洲PIT



出演:DISH// Mrs. GREEN APPLE



DISH//と凡下高がやりました(DISH//とトビオ(窪田正孝)伊佐美(間宮祥太朗)マル(葉山奨之)パイセン(今野浩喜)の4名によるスペシャルユニット)





◆DISH//日比谷野外大音楽堂公演17’秋 『MUSIC BOIN!!(ミュージックボイン)』



2017年9月17日(日)@日比谷野外大音楽堂





オフィシャルサイト http://dish-web.com/