ワイキキのインターナショナルマーケットプレイスが、新しく様変わりし、その周辺もまた活気付いてきている。そのインターナショナルマーケットプレイスのクヒオ通り側に2つの美味しいカフェがオープンした。その2つのカフェとは。



美味しいコーヒーとパンの組み合わせに力を入れる「コナコーヒーパーペイヤ」



オーナーのレイモンドは、2008年ホノルルコーヒーカンパニーを売り、ホノルルのダウンタウンより少し南のサンドアイランドにロースティング、つまり焙煎をするための工場を設立した。その後、オンラインで2009年からビジネスをスタートさせた。インターナショナルマーケットプレイスの再オープンに合わせ、16年の秋にここの場所でカフェをオープン。美味しいコーヒーに、地元客、そして旅行客が集まり、カフェの外のテーブル席はいつも賑わいを見せている。





オーナーが焙煎にこだわるのは、その微妙な焙煎の具合により、カスタマイズされた独特のコーヒーの味が出ること。ドイツのProbatを始め、Giesene やProbatineなど焙煎器を揃えているオンラインでコーヒーを売り始めた頃より、リッツカールトン内にあるディーン&デルーカ、BLTや、コオリナのフォーシーズンズホテルなどが、彼の焙煎するコーヒーの味に惚れ、注文が始った。ここのコナコーヒーは、数社の農園からなる豆ではなく、1つの農園から集めた豆をパックして売っている。









  



そしてコーヒー豆だけでなく、サンフランシスコで有名なパンの店「ビーパティスリー」と契約を結んだ。アラモアナにオープンした人気レストランMWの中で売られているパンが実はここのもので、当初はカフェだけというインターナショナルマーケットプレイスとの契約の中に、パンも売ることを許可させ、オープンにこぎつけた。「なるべくフレッシュなものを」という思いから、コーヒー豆もパンも残を見ながら、常に出来立てのパンを用意する、豆も新鮮さを売りにするため、出来立てのコーヒーの香りも一味違う。そんな人気の店は、今年秋にはさらに店を拡大する計画もあるという。





ザ・ストリートの一角にオープンしたLA Mill



ここのオーナーのミン氏は、ロス生まれ。小さい頃から、コーヒーの香りに惹かれ、14歳の頃にはすでに、父のコーヒービジネスを手伝い始めていたという。2009年にはアメリカのシルバーレイクにコーヒーブティックをオープンさせた。美味しい豆を使うために、様々な場所を訪ね、彼のブティックにやってくるお客を驚かせるほどの美味しい豆を探しあてた。現在はグアテマラとコスタリカ、パナマ、コロンビア、ブラジル、エチオピアなど世界の17カ国のコーヒー農園と契約をしている。エスプレッソに定評があり、一杯ずつ丁寧に淹れてくれる。







またポイドーナッツと言われる、ハワイらしいドーナッツも人気。ポイとは、ハワイのタロイモの球茎から作るポリネシアの主食を指す、ハワイの言葉である。もちもちっとした舌触りが人気のようだ。



La Millは、インターナショナルマーケットの1階、ザ・ストリートの1角にオープンしている。ザ・ストリートは、マイケルミーナ氏がプロジュースした、多国籍料理が楽しめるいわば日本のフードコートの多国籍板といったところ。13の料理、スイーツ、アルコールなどのブースを展開している、その中の1つとして、La Millは、カフェとドーナッツ、クッキーを販売している。



  



全く違ったコンセプトの2つのカフェ、しかし豆は厳選。そしていっぱいいっぱい丁寧に淹れる、そんなカフェがホノルルでも増え始めてきている。



(文:堀内章子 fromハワイ)



■店舗情報



「Kona Coffee Purveyors /LA Mill」



所在地/2330 Kalakaua Avenue Honolulu, HI 96815.

Kona Coffee Purveyors | b. patisserie…インターナショナルマーケットプレイスの1階※クヒオ通り沿い

LA Mill…インターナショナルマーケットプレイスのザストリートの中

電話番号/Kona Coffee Purveyors | b. patisserie(808)845-1700、LA Mill(808)931-6105



公式サイト(日本語あり)




取材国:ホノルル、ハワイ



堀内章子



大学卒業後、PR、広告代理店勤務。夫の転勤に伴い、シンガポール、サンフランシスコに7年ほど住む。その頃より雑誌を中心に執筆を始め、その数60誌超。共著『 アジアのツボ』、著書『 大好きに会いに行こう!』など。2007年よりホノルルに住む。