石川・金沢市を舞台に、工芸の魅力を発信する大型工芸フェスティバル「金沢21世紀工芸祭」が2017年10月14日(土)〜11月26日(日)に開催される。2回目を迎える今年は「工芸を遊ぼう。」をテーマに、工芸とまち、食を楽しむ8つのコンテンツが展開される。



工芸・まち・食を楽しめる多彩なプログラムを実施する「金沢21世紀工芸祭」





工芸回廊

工芸回廊





金沢みらい茶会

金沢みらい茶会





金沢みらい工芸部

金沢みらい工芸部






金沢21世紀工芸祭は、クラフト分野で認定を受けたユネスコ創造都市・金沢市が開催する工芸の振興・発信イベント。これまで個別開催されていた工芸イベントを集結し、新たなコンテンツを加えて、2016年に初開催した。



今回は、2016年に実施した「趣膳食彩」、「工芸回廊」、「金沢みらい茶会」、「金沢みらい工芸部」、「金沢アートスペースリンク」、「国際工芸シンポジウム金沢」の6つのメインコンテンツに加え、工芸と建築の可能性を探る「工芸建築」展、「KOGEIトーク」を新たに実施。工芸とのタッチポイントが増え、ますます内容が充実する。



注目の新コンテンツ「工芸建築」展&「KOGEIトーク」



今年新たに加わった「工芸建築」展は、「建築を、ひとつの工芸として考える」をテーマに、工芸作家や建築家など多彩なプレイヤーが応じる初の展覧会。伝統と革新が呼応し合い、独自の文化を発信する金沢から「工芸建築」が生み出す新たな可能性を提案する。アトリエ・天工人主宰の建築家・山下保博氏や陶芸家・中村卓夫氏、SIMPLICITY代表でデザイナーの緒方慎一郎氏ら10名が参加。11月7日(火)〜19日(日)の期間に開催し、11月17日(金)には、工芸建築の魅力について語るシンポジウムも行う。



また、もうひとつの新コンテンツKOGEIトーク「技術か?コンセプトか?若手工芸作家と語る工芸の最前線」は、11月10日(金)に開催。21世紀を生きる若手工芸作家は、どのような視点で自身の制作に向き合っているのか、金沢21世紀工芸祭の総合監修を務める秋元雄史氏が聞き手となり、工芸の最前線のテーマに迫る。



昨年に引き続き、好評の6つのコンテンツも実施



2016年の趣膳食彩の様子

2016年の趣膳食彩の様子




10月14日(土)〜11月26日(日)には、料理人と工芸作家が五感で味わうプレミアムな世界をつくり出す「趣膳食彩」が。江戸期の金沢の町人・梅田甚三久による日記をひもとき、歴史に思いを馳せながら「野掛け振る舞い(=ピクニック)」を行うプログラムや、石川・富山・福井の北陸3県の料理人によるコラボレーションプログラムもあり。



2016年の工芸回廊の会場

2016年の工芸回廊の会場




10月19日(木)〜22日(日)には、金沢らしい風情が残る、東山・主計町(かずえまち)の町家に、作家とギャラリーが工芸作品を出展する回遊型展示イベント「工芸回廊」も。通常の展示空間とは異なる場所と作品のマッチング、作家やギャラリストとの交流も楽しみのひとつだ。



2016年の金沢みらい茶会の様子

2016年の金沢みらい茶会の様子




10月15日(日)〜11月26日(日)には、普段は一般開放していない国指定登録有形文化財や、鈴木大拙館、ホテルなどバラエティに富む会場で「金沢みらい茶会」を開催。“トラディショナル”“コンテンポラリー”の2大テーマで実施し、思い思いの解釈でおもてなしの場を創造する。 10月14日(土)〜11月26日(日)には、金沢市と近郊に点在するアートスペース23カ所が連携して行う企画「金沢アートスペースリンク」を実施。展示のほか、参加アートスペースをインターネットなどで紹介する「アートスペースインタビューズ」、工芸/現代美術に拘らず地元のアートスペースが一堂に会するアートフェアも催す。



2016年の金沢みらい工芸部の様子

2016年の金沢みらい工芸部の様子




ほか、10月14日(土)〜11月25日(土)には、子どもから大人まで幅広い層が参加できるワークショップ「金沢みらい工芸部」、11月23日(木・祝)には、世界の第一線で活躍する研究者やキュレーター、オーガナイザーがパネリストを務める国際工芸シンポジウム金沢「工芸の過去・現在・未来」が行われる。



クラフト創造都市金沢で、さまざまな工芸の多様性・可能性を感じよう。



■開催情報



「金沢21世紀工芸祭」



開催日/2017年10月14日(土)〜11月26日(日)

開催時間/各コンテンツや会場により異なる

会場名/金沢市及び近郊

定休日/なし



公式サイト※8月中旬に本オープン