運転停止から10年以上を経て大きな局面を迎えた島根原発2号機。再稼働をめぐるこれまでの動きをまとめました。
丸山知事の表明で地元同意の手続きが完了した島根原発2号機。
中国電力担当者:
「27日朝停止します」
運転を停止したのは2012年1月。その後、中国電力は再稼働を目指し、2013年12月に原子力規制委員会に安全対策の審査を申請。
原子力規制委:
「何か問題が起こるかもしれないからないことにするという発想が出てくること自体どうかしているんじゃないか」
規制委員会から厳しい指摘を受けながら、福島第一原発事故後に強化された規制基準を満たすため、津波対策の防波壁を設置するなど安全対策を講じてきました。約8年に及ぶ審査の末…
原子力規制委員会・更田委員長:
「正式に合格とする」
去年9月、安全審査の正式合格を迎えました。安全審査の合格後、焦点は地元の同意手続きに。
松江市・上定市長:
「新規制規準にかかる安全対策の事前了解については、了解することといたします」
今年2月、同じく立地自治体である松江市がいち早く再稼働同意を表明。一方、原発30キロ圏内にある出雲、安来、雲南、米子、境港の5市と鳥取県は、かねてより求めてきた安全協定の改定について中国電力と議論を重ねました。
鳥取県・平井知事:
「再稼働を全面的に、きょう無条件にOKするというものではない。私たちが求めたいのは『安全』というその一点」
鳥取県は、安全対策の徹底などの厳守を強く求めて容認するなど、今年4月までに周辺自治体のすべてが条件付きで再稼働容認を表明しました。
そして2日…周辺自治体や島根県議会などの意見を踏まえ、丸山知事が同意を表明。再稼働に向け、大きな局面を迎えました。