鉄塔の上の子育ては順調…八頭町で成長中のコウノトリに足環装着 まもなく巣立ちへ(鳥取県)
八頭町にある高さ約40メートルの鉄塔。このてっぺんに、コウノトリが3月ごろから巣を作っています。5月にはヒナの姿が見られました。八頭町で卵のふ化が確認されるのは今年初めてのことです。鉄塔の上には避雷針がついていて、落雷の恐れもありましたが、無事に子育てを進めていました。
近づく巣立ちを前に、鉄塔管理の関係者が3羽のヒナを巣から降ろし、識別するための金属製の足環を取り付け、巣に戻しました。
八頭町社会教育課・白岩雄一郎係長:
「足環がついたので一安心した。一年後どこかで見かけられたらいいなと思います」
八頭町などによると、3羽のヒナは2週間から3週間のうちに巣立つのではないかということです。