今回の台風14号は3連休最終日の山陰地方を直撃しました。観光地は閑散とし土産物店は軒並み臨時休業、旅館でもキャンセルが相次ぐなど影響が広がっています。
安部記者:
「出雲大社前の神門通りです。通りに面した土産物店はこのように軒並み閉まり、臨時休業となっています。あまりみられないような光景です」
店の入口には臨時休業を知らせる張り紙。台風の影響で神門通りにある多くの店舗が臨時休業となっていました。
出雲ぜんざい餅 嘉藤晴香さん:
「めったにない。珍しい状況。午後3時での営業になった」
営業をしていたこちらの飲食店も通常より3時間程早い店じまいです。観光客の姿はまばら。連休最終日とは思えないような寂しさが漂っていました。
栃木からの観光客:
「せっかく来たのに残念。ここまでなっているとは思っていなかった」
台風接近の影響は松江城周辺でも。
安部記者:
「堀川遊覧船も運休となっていて松江城そばの乗り場には船の姿がありません」
城下町を巡る堀川遊覧船もきょうとあすは終日、運航を取りやめました。さらに松江城もきょうは休館となり、本丸や天守に入ることができなくなっていました。観光客の中には帰れなくなった人も。
神奈川からの観光客:
「本当はきょうの夜帰る予定だったが飛行機が欠航になったので上司に連絡しました」
観光客を受け入れる宿泊施設でも影響は深刻です。玉造温泉の旅館では。
松乃湯 坂本大樹さん:
「連休に入る直前。入ってから交通機関が動かないとかで3割から3割5分くらいキャンセルがでている」
この旅館でもきのうときょうの宿泊予約のうち、3割以上が急遽キャンセルになったということです。
松乃湯 坂本大樹さん:
「この後の3連休も予約をいただいているので今後はキャンセルが出ないよう願いたい」
秋の行楽シーズンの幕開けである3連休。新型コロナが減少傾向の中、復活に向けた足がかりにしようとしていた山陰両県の観光関係者にとって今回の台風14号は大きな逆風となりました。