ビジネスの活発化に期待!若手経営者が「アメリカ・ハーバード大学流」の講義を体験(鳥取・米子市)
この模擬講義は、鳥取県内の若手経営者や企業の後継者に経営学への理解を深めてもらおうと県などが企画しました。講師を務めたのは境港市の食品加工会社の社長、角谷直樹さん。名古屋商科大学ビジネススクールの客員講師も務めています。講義には15人が参加。大手石油会社2社が合併した実際の事例を教材に、講師と参加者の対話を通じて理解を深めるアメリカ・ハーバード大学流の講義スタイル「ケースメソッド」を体験しました。
受講者:
「皆さんと議論が出来たのが非常に有意義で自分に刺激を頂いた」
「どれが正解でどれが不正解か分からないところなんですが、自分なりにこれが正しいと思ったことを意見言える対話方式を学べて満足しています」
角屋食品 角谷直樹代表取締役:
「角屋食品の経営に生かされている理論をケースメソッドを通じて他の会社の方も知って欲しい。それを通じて地元の方々のビジネスが活発になって山陰の発展創生に貢献できたら」
山陰両県の中小企業でも後継者の不在が課題となるなか、県はこうした取り組みが後継者の育成、スムーズな事業承継につながればとしています。