早春の城下町をランナーが駆け抜ける「まつえレディースハーフマラソン」が、19日に開催されます。TSKでは、コロナ禍で4年ぶりとなるレースを生中継でお伝えします。中継番組で解説を担当する増田明美さんに大会の注目ポイントを聞きました。
村上遥アナウンサー:
「いよいよ19日に迫った『まつえレディースハーフマラソン』、スタート地点となる松江城大手前に4年ぶりにランナーが集います」
レースの模様を生中継でお伝えするハーフマラソン。17日、スタート・フィニッシュになる松江城大手前の周辺では、レースに向け、中継機材の最終調整が行われていました。
新型コロナの影響で、2019年以来、4年ぶりの開催となる「まつえレディースハーフマラソン」。今年は10キロの部など4つの部門に、あわせて約1400人が出場する予定です。
大会には、これまでにも、世界に羽ばたいた名ランナーが出場。女性のロードレースとして開催40回を数える、国内でも草分け的な大会です。
マラソン解説者・増田明美さん:
「ここで自信をつけて世界につながっていく、松江から『ワールドユニバーシティゲームズ』、そして、オリンピック。日の丸をつけて、世界でメダルを獲る登竜門」
中継番組では、今回、「細かすぎる解説」でおなじみの増田明美さんが解説を担当します。
大会では、学生の上位3選手に、今年夏、中国・成都で開かれる学生のオリンピック「ワールドユニバーシティゲームズ」への出場資格が与えられます。
マラソン解説者・増田明美さん:
「楽しみなのは名城大学」
名門・愛知県の名城大学。キャプテンの増渕祐香選手は「全日本大学女子駅伝」で2年連続区間新記録をマークするなど大学女子陸上界を代表するランナーです。
名城大学キャプテン・増渕祐香選手(3年):
「まつえハーフでは絶対3番以内に入って、ユニバーシティゲームズの出場権を獲れるようにがんばりたい」
注目選手は関西にも。大阪芸術大学3年の北川星瑠選手は「富士山女子駅伝」で2区で区間賞、10人抜きの激走を見せた実力者です。
大阪芸術大学3年・北川星瑠選手:
「最大の目標は優勝。今度こそ、ワールドユニバーシティゲームズで走りたい」
世界への切符をつかむのはどのランナーか。
第44回まつえレディースハーフマラソンは、19日午前10時2分にスタートする。