出雲市の国道交差点で、横断歩道を青で渡っていた高齢の男性が車にはねられ、意識不明の重体となっています。
警察は、車を運転していた男を過失運転致傷の疑いで逮捕しました。

事故があったのは、出雲市多伎町の国道9号線で、5日午後3時ごろ、近くに住む伊藤勇さん99歳が交差点で軽自動車にはねられました。
伊藤さんは頭などを強く打ち、市内の病院に搬送されましたが意識不明の重体です。

現場は、信号機のある交差点で、警察によると伊藤さんは、青の横断歩道を渡っていたところ、赤信号で停車しなかった車にはねられたということです。

このため警察は、車を運転していた出雲市の無職の72歳の男が、赤信号を見落としたとみて、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕し、調べています。