宮城・仙台市で松江の茶の湯文化を紹介するイベントが開催されることになり、市内の和菓子店の社長が出展を報告しました。

仙台藩を築いた伊達政宗の兜をモチーフにした三日月形の「飛躍」。
そして、松江と仙台の縁が末永く続くようにと願いを込めた「虹の橋」。
松江の老舗和菓子店の新作です。
この和菓子を携えて松江市役所を訪れたのは、市内の3つの和菓子店の社長です。
今月17日から宮城県仙台市で始まる松江の茶の湯文化を紹介するイベントへの出展を上定市長に報告しました。
「城下町松江の和菓子・抹茶フェア」は、松江7代藩主・松平治郷(不昧)の正室・静楽院が仙台・伊達家から嫁いだことにちなんで企画され、2018年に続いて2回目の開催です。
会場では、3つの店の新作和菓子とお茶が販売され、「茶どころ、和菓子どころ」松江の魅力をPRします。

松江市・上定市長:
「とても上品で、すごくまろやかでボリュームがある感じ」
松江菓子協会・山口周平会長:
「不昧公と仙台の静楽院さんのご縁に思いをはせながら、松江の和菓子が発展していくことを願う」
新作の和菓子は、後日、松江での販売も検討しているということです。
「和菓子・抹茶フェア」は今月17日から23日まで、仙台三越で開催されます。