初回から参加・雲南市「有終の美」飾れるか…自治体対抗の住民参加型スポーツ大会「チャレンジデー」
2023年の開催を最後に、31年の歴史に幕を下ろします。
旧加茂町時代に日本で初めて参加した雲南市では、有終の美を飾るべく多くの住民が汗を流しました。
住民参加型のスポーツイベント「チャレンジデー」、人口規模がほぼ同じ全国の自治体同士が、15分間以上継続してスポーツを行った住民の参加率を競います。
主催団体が、今年で事業を取りやめるため今回が最後の大会です。
村上遥アナウンサー:
「雲南市の競技会場です。子どもの手も借りて、参加率アップを狙います」
市内の子ども園では、園児が元気いっぱい体操。
交流施設では高齢者も楽しめるスポーツ。
積極的に参加する住民が多い雲南市。
その訳は、30年前のVTRにありました。
ラーメンの麺を伸ばしながら約500人がウォーキング。
このユニークな運動、30年前、旧加茂町時代に行われた国内初のチャレンジデーの様子です。
1983年に海外で始まったチャレンジデー。
実は国内で初めて参加したのが、旧加茂町、現在の雲南市でした。
初回大会の成功に尽力した元教育長の土江博昭さん。
最後の大会に、ももちろん参加しました。
土江博昭さん:
「寂しさはありますけど、身近に楽しくできるスポーツが、このイベントをきっかけに普及できたかなと、有終の美を飾りたいということで是非とも勝ちたい」
この思いに感化され、村上アナウンサーも参加率アップに貢献。
地域の活力づくりに大きく貢献したチャレンジデー。
雲南市は有終の美を飾れるのか。
最後の大会の勝敗は31日の夜発表されるということです。