「梅雨」の由来にふさわしく…ここだけで栽培 特産「野花梅」の収穫始まる(鳥取・湯梨浜町)
梅の実が熟す時期に降る雨ということで「つゆ」を「梅の雨」と書くようになったとも言われています。
その梅の収穫が鳥取県湯梨浜町で始まりました。
たわわに実っているのは「野花梅」。
東郷池を望む湯梨浜町野花地区を中心に栽培され、大玉で、肉厚な実が特長です。
収穫作業が始まり、農家が一つ一つ丁寧に実を摘み取っていきました。
JAによると、天候に恵まれ、開花も早まり、生育も順調だったことから、例年並みの玉太りに仕上がり、豊作が期待できるということです。
生産農家 山田均さん:
「非常に品質もいいし、今年は価格も求めやすい価格となりそう。梅干し、梅酒、梅ジュースなどで楽しんでいただければ」
「野花梅」の収穫は6月中旬まで続きます。
JAは2022年を大きく上回る、11トン、370万円の出荷を見込んでいます。