松江市内の通信事業者から数百万円を脅し取ろうとしたとして、愛媛県の会社役員の男が恐喝未遂の疑いで逮捕された。

逮捕されたのは、愛媛県新居浜市の70歳の会社役員の男。
警察によると、男は、今年2月と3月の2回にわたり、松江市内の通信事業者に、「480万円」という文字とともに「金払え」「いっぺん死んで灰になれ」と記した文書を郵送し、金を脅し取ろうとしたとして、恐喝未遂の疑いがもたれている。

今年2月、通信事業者から警察に「クレーム電話を受けている」と相談が寄せられ、捜査の結果、男の犯行が分かり、5月31日午前、逮捕した。

男は「封書を送ったのは間違いないが、脅し取ろうとしたわけではない」と容疑を一部否認している。

警察は、男が、通信事業者との契約に何らかの不満を募らせ、犯行に及んだとみて、動機などを調べている。