公用車「車検切れ・無保険」に気づかず 約2カ月間公務で使用(鳥取・米子市)
米子市が会見を開き、謝罪した。
市によると、車検切れのまま使用したのは、障がい者支援課で使用する軽貨物自動車で、車検の有効期間満了日は5月28日だった。
しかし、使用する職員や、担当課も気付かないまま、その後54日間に74回にわたり、11人の職員が使用していた。
また「自賠責保険」も更新手続きが取られておらず、保険期間が満了した6月29日以降、22日間、「無保険」で車が使用されていた。
この間に、この公用車で事故は起きていないという。
「自賠責保険」の更新手続きを担当する総務管財課が事務処理の点検で気づき、ミスが発覚した。
市によると、人事異動により、障がい者支援課内で車検についての引継ぎができていなかったのが原因で、車検が切れた公用車は、その後、継続検査手続きを終え、「自賠責保険」に加入したということだ。
市は、全部署で車検切れがないか確認し、他には問題がなかったとしている。
今後、車の管理体制を見直し、再発防止につとめるということ。