山陰地方は27日も30度を超える真夏日となりましたが、南からの湿った空気の影響で各地で激しい雨に見舞われました。

宍道正五記者:
「午後1時過ぎの出雲市です。突然の雨で選手たちはテントに避難しています」

土砂降りの雨に見舞われた午後1時過ぎの出雲市では、18歳以下の選手によるサッカーのリーグ戦が一時中断する事態となりました。

出雲市の佐田では、午後1時20分までの1時間に50.5ミリを観測、10分間の降水量では18.5ミリと、この地点の8月の観測史上1位を記録する非常に強い雨となりました。

突然の激しい雨は、ほかでも。

松尾直明記者:
「目の前の景色が見えなくなるほどの雨です」

午後3時半頃には、松江市もゲリラ豪雨に見舞われました。
僅かな時間でしたが、路面には大量の水が流れ、前が見えなくなるほどの激しい雨。
ただ、晴れ間ものぞく状態で、雨が太陽の光を反射し虹も見えました。

山陰地方は、不安定な天気が続く見込みで、28日明け方まで警報級の大雨に警戒注意が必要です。