島根県警が誤って検挙17件 最高速度60キロ規制のところ50キロで取り締まり
誤って速度違反の取り締まりが行われたのは、益田市神田町の石見横田駅近くの国道9号線です。
島根県警によると、今年2月から、約440メートルの区間で時速50キロの速度制限標識を設置していましたが、この標識が公安委員会の正式な手続きを終えておらず、実際には効力のないものだったということです。
この区間では、今年4月から5月までの間、17人のドライバーが速度違反で誤って検挙され、計18万6000円の反則金が納付されていました。
このうち、2人が30キロ超過したとして検察に送られ、その際に、検察から交通規制についての照会があったことで、今回の事案が明らかになりました。
島根県警は、不適切な取り締まりだったとして、該当者に電話で謝罪、反則金を返還するとともに違反点数を取り消すことにしています。