子どもたちに食への関心を高めてもらい正しい食生活について考えてもらうおうと、松江市の義務教育学校で「味覚」をテーマにした特別授業がありました。
市内の旅館の料理長が、さまざまな味覚の違いを子どもたちに伝えました。

嶋村采音アナウンサー:
「子どもたちの前に立つのはエプロン姿の料理人。この授業のテーマは「味覚」です」

松江市の島根大学附属義務教育学校で行われた特別授業。
約60人の3年生が挑んだのは。

講師:
「まずは色を見て香りをかぎます」

紙コップに入っている島根県産の食材が何かを当てるクイズです。
子どもたちは、色を見て、香りをかぎ、そして食べてみて、懸命に答えを探しました。

児童:
「すっぱ」
「レモン汁、これは絶対レモン汁!」
「うま味かな、うま味かなわかんないな〜」
「黒糖かな!?」

講師を務めたのは、松江市の温泉旅館「なにわ一水」の料理人。
子どもたちに、味覚には甘味・酸味・塩味・苦味・うま味の5つがあることを体験してもらい、地元の食材について理解を深め、味わうことの楽しさを感じてもらうのがこの授業の狙いです。

講師:
「苦味もいろんな味、経験するとちょっとまた食べたくなる。大人になってくると美味しくなってくる」

授業では、こんな体験も。
子どもたちの前で料理人が披露したのは「だし」を取る様子。

講師:
「料理人さんの魂がこもった出汁だと思って味わって下さい」

児童:
「何も味がしない」
「しじみかな?」

だしのもとは「シジミ」。
子どもたちが今年、総合学習の一環で漁を体験するなど、身近な宍道湖のシジミについて学んできました。

今回はその締めくくりとして、プロの料理人から食材としてのシジミについて教えてもらいました。

児童:
「しじみが入っていない。しじみ汁を飲んだことがなかったので、それもいいなと思いました」
「しじみ汁が出た時に、しじみの味って分かんなかったから、もう少ししじみの勉強がしたいです」
「きょう味覚の授業をして初めて知ることもたくさんあって、勉強になりました」

勉強してきたシジミの味をしっかり感じた子どもたち。
食を通じてふるさとへの愛着も深まったようです。