「美肌県」をアピールする島根県との連携を続けている化粧品大手のポーラが、新たな企画です。
今度は松江市の温泉旅館とタッグを組み、宿泊者向けの新しい美肌体験プログラムを提供することになりました。

フットバスで温まって、手足のマッサージ。
今回ポーラがタッグを組んだのは、松江しんじ湖温泉の「なにわ一水」で、新しい美肌体験プログラムを共同開発。
ケアに使われるボディクリームは、もちろんポーラの商品です。

なにわ一水は、宿泊者限定で気軽に手足のトリートメントを受けられるエリアを4月1日から拡充。

また同時にポーラの美容液、クリームの使い切りパウチと、ボディークリームの現品をセットにした、セルフケアキットの販売を開始します。

ポーラが提案する、温泉宿に合わせたスキンケア事業の一環で、全国で先駆けて島根県で展開を始めました。

ポーラ・オルビス・ホールディングス 山川弓香さん:
「研究所が持っている、肌を分析する技術を、それまでは化粧品の開発に使っていましたが、温泉も実は肌にピタっと触れるものなんだと。だったらそれを応用すれば、温泉の美肌効果で、もっと新しい発見ができるんじゃないかと」

ポーラは、化粧品開発で培った科学的な見地から、温泉の泉質を解析して分類。
なにわ一水のある松江しんじ湖温泉は、肌の不要な細胞をはがれやすくし、湯上り後に化粧品の有効成分がより浸透しやすくなる効果があるとしています。

この泉質を効果的に活かし、旅行体験に付加価値を与えようというのが、新たな体験プログラムの狙いです。

島根県は4年ほど前から「美肌」を観光振興の柱と捉え、様々なPRや事業支援などを続けていて、2024年度予算でも、1億8千万円余りを計上するなど力を入れています。

一方で、現場の観光事業者にとって課題となっていたのが、美肌の専門知識です。

なにわ一水 勝谷有史社長:
「私共は美容に関しては素人。ポーラさんのアドバイスや、コンサルティングを受けながら勉強してきた」

美容のプロという心強い味方を得て、アフターコロナの観光産業で重要度がさらに増している「体験」の強化を加速させます。

なにわ一水 勝谷有史社長:
「旅館ならでは、島根県ならでは、そういったコンテンツを体験として提供していきたい」

ポーラは、島根県と連携して、他の温泉施設でも泉質解析を進めていて、今後も共同で美肌コンテンツを生み出し、島根独自の魅力として育てていきたいとしています。