(株)小椋事務所(TSR企業コード:293893799、法人番号:7011001005030、渋谷区恵比寿4−19−6、設立平成1年12月、資本金1000万円、小椋悟社長)は6月15日、東京地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には飯塚卓也弁護士(森・濱田松本法律事務所、千代田区丸の内2−6−1、電話03−5223−7724)が選任された。
 負債は現在調査中。

 映画やテレビ番組などの企画制作を中心に事業を展開していた。社長の小椋悟氏は映画プロデューサーとしても著名で、映画「下妻物語」(平成16年5月公開、中島哲也監督)、「姑獲鳥の夏」(平成17年7月公開、実相寺昭雄監督)、「蟲師」(19年3月公開、大友克洋監督)などのプロデューサーとしての実績を有していた。
 平成21年4月期は売上高4億3110万円を計上し、社長の実績やコネクションを生かした映像プロデュースを行っていたが、以降はヒット作に恵まれず、26年4月期は売上高が3017万円にとどまっていた。こうしたなか、資金繰りの悪化から所有不動産に差押がなされたほか、サービサーから譲受債権の請求訴訟を提起されるなど信用が低下。経営が不安定な状況に陥り、29年1月16日に債権者から破産を申し立てられていた。