ビギナーからベテランまで、手軽に楽しめる東京湾のカサゴ釣り。夏にかけて高活性となり、アタリ多く楽しめる!!最盛期に突入する浅場のカサゴ。しっかりと準備して、楽しもう!

※この記事は「つり丸」の過去の取材で撮影、公開した写真を使用し、記事を再編集して作成したものです。

特有のトルクフルな引きがたまらない!初夏以降は浅場でアタリ多く楽しめる!!

手軽に狙える東京湾のカサゴ。

釣り方が比較的カンタンで、アタリも多く数が揃うことから、ビギナーからベテランまで楽しまれている釣り物だ。
 
周年狙っている船宿もあるが、梅雨時期から初夏にかけてが狙いやすい。

春先になると水深20〜30mの浅場で釣れ始める。

そして水温が上がるにつれて、さらに浅場の水深数メートルで釣れるようになる。
 
この時期のカサゴは活発にエサを食べるので、アタリは頻繁に訪れる。

船中トップが50匹を越えることも珍しくない。
 
また、浅いことも相まって引き味バツグン!

根魚特有のトルクフルな引きが楽しめ、良型になると思わず「おぉ〜っ!!」と声が出てしまうほどの強烈な引きが訪れる。
 
もうすぐ最盛期に突入する浅場のカサゴ。

しっかりと準備して、思いっきり楽しんじゃおう!

アタリがわかりやすい、先調子竿がオススメ

手持ちで終始底を取りながら釣ることから、タックルは軽量なものが断然オススメ。

専用竿は数少なく、ほとんど出回っていないことから、長さ2m前後、オモリ負荷20〜30号のライトゲーム用ロッドを使う人が多い。
 
エサの食い込みがよい軟調子のロッドがオススメだが、軟らかすぎるとアタリと根掛かりの判別がしづらい。

8対2もしくは7対3調子で魚が掛かると胴へスムーズに入り込むような竿が使いやすい。
 
リールは小型両軸リール。狙う水深が数mから深くても30m前後と浅いので手巻きでOK。道糸はPE1.5〜2号を100mほど巻いておく。

感度優先で、より細い糸を巻く人もいるが、オマツリすると解きにくく、根掛かりした時に高切れしやすいリスクがあることから細糸はオススメしない。

仕掛けは胴付き式、エサはサバの切り身

f41f33dda3c708a135c7cfd9195bada5 仕掛けは胴付き2〜3本バリ。

ハリはセイゴやムツの11〜13号。枝スの太さは2〜4号で、良型の期待があるなら3号以上を使うようにしよう。

幹糸部はこれよりワンランク太くする。枝スの長さは20〜30㎝前後、枝間は50㎝ほど取る。
 
枝スの接続は直結でもいいがヨレができやすい。

ヨレると食いに影響するので、トリプルサルカンやヨリ取りビーズを使ってヨリを解消すると良い。
 
使うオモリは、狙うポイントや潮によって異なるが、浅場を狙う時期は20〜30号程度が使われる。

船宿によって使用オモリの号数が違うので、釣行前に確認をしよう。
 
岩礁帯に住んでいるカサゴを釣るには、根掛かり覚悟で底スレスレを狙っていく。

そのため、仕掛けが根に触って痛んだり、根掛かりしてロストすることも多い。

また、仕掛けのヨレは食いに影響する。

ヨリが発生したら交換となるので、仕掛け、オモリは十分に用意したい。
 
付けエサは、サバの切り身が最も標準的。

コノシロの切り身を使う船宿もあるが、どちらも安定して釣れるエサ。また、生きたドジョウを使う船宿もある。

シロギスとのリレー船ではイソメで狙ったり、メバルとの両狙いの船では生きたエビが使われたりと様々なエサが使われる。

色々と持参して楽しむのもアリだ。
 
切り身の付け方は、皮側から上端数mmのところの中心にチョン掛けにする。

エサがクルクルと回ってしまうと食いが悪くなるので、ていねいにハリ付けすることが大切。
 
ドジョウの場合は、下アゴからハリを刺し上アゴに通す。

ヌルヌルして付けにくいので、床にペチッと叩きつけて仮死状態にしてからハリに付けると楽にできる。

生きのよい状態で使いたい場合は、タオルなどを使ってハリ付けする。 934fb891475feca9b2867294116ec4f6 エサはサバのタンザクが一般的。船によってはドジョウをエサにするところもある d94d22459c1a8a12bf072b3ec82f70b8 仕掛けは胴付き式で、ハリ数は2〜3本

根掛かり覚悟で海底付近を狙う

ポイントに着き、船長から合図が出たら釣りスタート。

投入は、まっすぐ下に落とすとオマツリしやすい。

竿をやや上向きに構えて、振り子のように仕掛けを前方へ投入する。

仕掛けを斜めにすることで、手前マツリを防ぎやすい。
 
オモリが底に着いたら糸フケを取り、仕掛けを張らず緩めずの「ゼロテンション」の状態で待つ。

この時、付けエサはヒラヒラと落下。

海底に潜むカサゴはつねに上を見ているので、付けエサを見つけてくれればパクッとなる。

そのまま5秒ほど待ってアタリがなければ、スーッと1mほど竿で聞き上げる。

反応がなければサオ先を戻し、再び同じ動作を繰り返す。
 
船は潮で流されながら起伏のあるポイントを攻めている。

オモリを海底に着けたままにしておくと、たちまち根掛かりとなってしまう。

仕掛けを持ち上げることで根掛かりを回避でき、仕掛けが船の流れに合わせて移動することで、新しいポイントを探っていける。
 
この釣りでは、根掛かりを完全には避けられない。

もし根掛かりしてしまったら、竿先を下げて糸のテンションを抜いてあげると、根からオモリが外れやすい。
 
また、船の流れる方向と反対側に竿を動かすと外れることもある。

完全に根掛かりしてしまったら、竿をあおって外すことは、竿の破損につながるので絶対にダメ。

根切り道具などかあれば、それを使って安全に切るようにしよう。
 
カサゴからのアタリは竿先に明確に訪れ、手元にゴンッと伝わってくる。

強くアワせるとスッポ抜けることがあるので注意。

聞きアワせるように竿をスーッと立て、カサゴの口にしっかりとハリ掛かりさせる。

アワセのスピードは、軟らかい竿なら速め、硬い竿ならゆっくり行うとハリ掛かりしやすい。

ヒットしたらまず、魚を根から引き離して一定のスピードで巻き上げる。

もし根に潜られた場合は、糸のテンションを緩めしばらく待っていると出てくることがある。 
 
釣れ上がったらハリを外す際は注意しよう。

カサゴに毒はないが、鋭い棘に刺されれば、やっぱり痛い。

小型のオニカサゴやハオコゼのような毒のある魚が釣れてくることもあるので、魚バサミやペンチがあると便利。

これらを使ってハリを外すようにしよう。
 
東京湾のカサゴは、アタリの増える初夏からが断然おもしろくなる。

竿先を激しく揺さぶるアタリに、根魚特有のトルクフルな引きを楽しんでもらいたい。

本格シーズン!東京湾のカサゴ釣行レポート

TM0615_report81_06_1590655080 水温の上昇にともない活性が高くなり、アタリも多くなる! de037dabecf5542c7a0c22b033347566 これから水温が上がれば、浅場で数釣りが楽しめる東京湾のカサゴ c6c89b417708997aeb582714f12928a0 荷もある! d6e8620c3ec97a0b1cf612000dfaa2c0 30㎝に迫る良型!  36b60c055b19aeb0f90f787ed9aa508a カサゴは食べてもおいしい! 3f8606402e07934d21db3301451d0f18 これからは数釣りシーズン 4b53feb22ad92899a2545be1aa5474b3 引きも楽しいよ!! f7369d8042fa8d5a788df9de5c884fe4 ゲストはメバル 79f75e65525e7d6ae9f7ee1d2e595c43 ホウボウなども ビギナーからベテランまで、手軽に楽しめる東京湾のカサゴ釣り。

周年狙える釣り物であるが、梅雨時期から初夏にかけてカサゴは浅場に集結して釣れ始める。

そして、水温の上昇にともない高活性となり、エサをよく食べるようになるので、アタリは頻繁。

ゴンッと手元まで伝わるアタリと、根魚特有のトルクフルな引きをたっぷりと楽しめるシーズンがやってきた。
 
釣り方の基本は、オモリが海底をトントンとする位置をキープしていればアタリは訪れる。

釣り方自体は難しくないのだ。
 
釣り場の水深は、深くても30m前後。

浅いポイントでは数mほどと浅い。

ライトタックルで狙うのでタックルは扱いやすく、ビギナーにもジャンジャン挑戦していただきたい。

でも、カサゴの住んでいる海底は起伏のある岩礁帯だから根掛かりには注意しよう。
 
アタリが来たら、慌てずにゆっくりと竿を立て、グググッと強く引き込んだら魚がハリに掛かっているシグナル。

ヒットしたカサゴは、根の隙間に逃げ込もうと下へ強く引いて抵抗する。

潜り込まれないように一定のスピードでリールを巻き上げ、根から引き離して取り込もう。
 
カサゴは食味も魅力。

クセがなくさっぱりとしているのに旨味が深い白身は絶品だ!

以上の記事は「つり丸」2020年6月15日号の掲載記事です。