東京湾がいよいよ照りゴチシーズン突入!産卵後の荒食いが期待できる この時期は入門にもオススメ!とても美味なので食のほうでも楽しめる。

いよいよ照りゴチシーズン! 産卵後の荒食いが期待できる この時期は入門にもオススメ

照りゴチシーズン! 近場の横浜沖で狙える

TM0801_tokushu3_15_1625788120 初めての人やビギナーには、宮地船長が出船前にレクチャーしてくれる 夏の東京湾を代表するターゲットの一つがマゴチだ。

「照りゴチ」という言葉があるように、真夏は産卵を終えたマゴチが荒食いする好シーズン。

活性が高く、アタってから食い込むまでが早く、釣りやすい時期なのだ。

今回の取材は新子安恵比須橋「だてまき丸」に乗船。取材日は6月後半で梅雨の真っ只中。

ちょうどマゴチの産卵期で難しい時期だったが、2〜5本という全員が型を見る好釣果だった。

「ちょうど数日前から近場の横浜沖が始まってきました。本が出る頃には、マゴチも産卵を終えて本格的な『照りゴチ』シーズンに入っていると思います。アタってから食い込むまでが早く、釣りやすくなります」と話す「だてまき丸」の宮地至人船長。

真夏の「照りゴチ」シーズンは、ビギナーが入門するにも最適な時期だ。

東京湾のマゴチを狙う タックルについて

784124f0a62f4fb850c608165ca87120 竿は専用竿、または7対3調子のライト用ロッドやゲームロッド。長さは2.1〜2.5m。

ライト用ロッドやゲームロッドは、あまり軟らかい調子は避けよう。

軟らかい竿はアタった時に違和感を与えず、食い込みが良いが、アワせた時にしっかりとフッキングしづらいからだ。

リールは手巻きの小型両軸でOK。道糸はPEラインの1.5〜2号を150m以上巻いておこう。

ベテランのなかには、昔ながらの手バネ竿で狙う人もいる。

仕掛けはシンプル これからエサはハゼ

shikake_038_1625788192 「だてまき丸」ではシーズン初期の3〜6月ぐらいまで、エサはサイマキ(小型のクルマエビ)を使い、その後はハゼをエサにする。

7月中旬はハゼエサを使っている。

使うエサによって、仕掛けのハリが変わってくる。

仕掛けはとてもシンプル。道糸の先に三日月型オモリ(15号)を結び、その先にハリス、ハリの順番で結ぶだけ。

ハリスはフロロカーボン5号、1.5m。

ハリはエサがサイマキの場合は、スズキバリの18号前後。

ハゼがエサの時は、カイズ14〜16号、またはチヌの4〜6号。

ハゼの大きさによって号数を変える。

エサがサイマキからハゼに変わった直後はハゼが小さいので、カイズの14号かチヌの4号。

シーズンが進むにつれてハゼが大きくなっていくので、それに合わせてハリも大きくする。

ハゼの付け方は、口からハリ先を入れ、上アゴにハリを刺し抜くだけと簡単だ。 TM0801_tokushu3_05_1625788308 「だてまき丸」のハゼエサ用の仕掛け TM0801_tokushu3_04_1625788333 この時期のエサはハゼ。ハリを上アゴに掛ける

タナの取り方と誘いについて

shikake_039_1625788382 マゴチ釣りでは、正確にタナを取ることも重要。

宮地船長に教えてもらった、正確にタナを取る方法を示したのが上のイラストだ。

仕掛けを投入したら、オモリを着底させる。

着底したら、竿先を海面に合わせて、糸フケを取る。仕掛け(ハリス)の長さが1.5mの場合、タナは海底からオモリを1m巻き上げた位置になるので、糸のマークを見ながら竿先を1m上げてアタリを待つ。

このタナだと、ハゼが海底を這っているイメージだ。

ここで重要なのが、竿先を1m上げるとき。竿をシャクるようにシャープに動かして上げると、エサのハゼが横にスッと動いてアピールになるのだ。

タナを取るときだけでなく、アタリを待つ間にも誘いとしてこの動作を行うのも有効だ。

今回の取材で同行していただいた鈴木新太郎さんは、この誘いを行った直後に何度もアタリが出たというのでぜひ実行してみよう。

タナを取ったら長い時間アタリが来るのを待つのではなく、頻繁にタナを取り直すようにしよう。

だいたい30秒〜1分に一回はタナを取り直すこと。

水深が変化する場所を狙うこともあるし、またタナの取り直しが誘いにもなるからだ。

アタリがあってからアワセまでのカケヒキ

shikake_040_1625788497 アタリがあってからアワせるまでが、この釣りの醍醐味でもあり難しいところでもある。

アタリの出方は、竿先がコンコンとお辞儀したり、ブルブルと震えたり、モゾ〜っとモタれるような場合までいろいろだ。

とにかくアタったら、即アワセは厳禁。小さな最初のアタリから強いアタリ(強い引き込み)に変わったらアワせるが、そう簡単にはいかないのがマゴチ釣り。

アタったら、まずは待って様子を見る。

コツコツとかコンコンといった小さなアタリが続くようなら、ゆっくり竿を聞き上げていく。

聞き上げていくとマゴチはエサを逃さないようにするのか、少し強いアタリが出る。

ここでアワせてはダメ。今度は完全にエサを食わせるために竿先を下げて送り込む。

それでもまだモゾモゾやっているようなら、再度聞き上げ、そして強めのアタリが出たら送り込む。

「聞き上げ&送り込み」を繰り返しているうちに、「ガツガツガツ!」と強い引き込みがあったら、竿をしっかり立ててアワせる。

【東京湾・横浜沖】マゴチ 釣行レポート

いよいよ照りゴチシーズン 食い込みが早く 引きも強い!

産卵後の荒食いも期待できる! まさに東京湾の金メダルターゲットだ!!

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東 京湾のマゴチが「照りゴチ」シーズンに入る。

産卵を終えたマゴチたちが、体力回復のために活発にエサを食べる時期だ。

「近場の横浜沖が始まってきました。7月中旬頃は、産卵も終わってちょうど荒食いの時期かもしれません。アタってから食い込むまでは早いので釣りやすいですよ」と話すのは、今回取材した新子安恵比須橋「だてまき丸」の宮地至人船長。
 
この時期、「だてまき丸」では生きたハゼをエサに使っている。

シーズン初期に使うサイマキに比べると、エサ付けは簡単でエサもちがいいのが特徴だ。
 
またマゴチは「夏河豚」とも称されるように夏が旬。とても美味なので食のほうでも楽しめる。
 
アタリが多く、食い込みも早い夏のマゴチ釣りは、入門やビギナーが挑戦するにもオススメだ!

以上の記事は「つり丸」2021年8月1日号の掲載記事です。