カンパチ、ワラサなどの青物に加え、オオモンハタなどの根魚も狙える!西伊豆・戸田のアジ泳がせ釣り!釣行日もオオモンハタ、ワラサと連続ヒット!

航程2、3分の港内で青物や根魚が狙える!! エサのアジ釣りも青物や根魚狙いも楽しすぎ

shikake_066-2_1631499247 毎年訪れる西伊豆戸田港の「福将丸」。

昨年のアカハタ・カサゴ船取材の際に「今度はアジ泳がせの青物狙いにも来てよ。夏は浅場で簡単に青物を狙えますよ。しかも港のなかで大きなオオモンハタも釣れるから楽しいよ」とお誘いいただいていた。

今年はちょうどアカハタ・カサゴの時期に伊豆半島を襲った未曾有の大雨もあって、時期をずらしてのアジ泳がせでお邪魔することになった。

エサのアジ釣りは入れ食いで楽しい

「福将丸」のアジ泳がせは、まずエサのアジをサビキで釣る。

まずというか、並行して釣るといった方がいいだろうか。

やり方としては二つあり、アジ用サビキでアジを釣って、泳がせ仕掛けに付け替えて青物を狙う。

もう一つは太目のサビキでアジを釣ってから少しタナを下げて落とし込みで狙う作戦だ。
 
釣行日は7名の釣り客で広々だったので、筆者は前者の付け替え2本竿出し作戦を選択した。
 
聞いていたとおりに、船はとくに加速することもなく、航程わずか2分で港内のポイントに到着。

指示ダナは28m。30mまでオモリを落として、誘いを開始するとすぐに竿先がブルブルと叩かれる。

アジはほぼ入れ食い。投入ごとに釣れるので、まずは数匹釣って泳がせを開始。
 
下には根があるそうなので、着底を確認して1〜2m上げて置き竿作戦。同時にせっせとエサのアジ釣りに勤しむ。

このエサのアジ釣りがやめられない。サビキに2点、3点と掛かるのでそれなりの重量感のうえに、入れ食い状態なので楽しい。

足元の桶がどんどんアジで埋まっていった。 TM1001_report1_17_1631309421 落とし込みサビキでも狙える。アジはスキンサビキなどで狙う TM1001_report1_16_1631309445 泳がせ仕掛けは、胴付き式の1本バリ

女性アングラーがワラサにオオモンハタ!

しかし肝心要の青物はなかなかアタらない。

すると反対舷で竿を出していた紅一点の松田さんのサビキにアジとは明らかに異なるアタリ。

船長が「小さなオオモンハタ」と言っていたので唐揚げサイズかな(?)と行ってみると、いやいやなかなかのサイズ。

船長によると、泳がせで釣れるオオモンハタはキロ超えが多いという。
 
このハタはサビキに食ったのではなく、サビキに食いついたアジを食った。

まずは本日最初の写真をゲット。
 
そして自席でまたエサの「本気釣り(笑)」を続けていると、またまた松田さんにアタった。

しかも今度はドラグを出されるほどの強い引き。明らかに青物だ。

初の強烈な引きに悪戦苦闘しつつも、仲間のサポートを受けて見事にゲットしたのは、少しおまけ込みのワラサ。

朝イチは完全に彼女のペースで進んだ。
 
透明度が非常に高い西伊豆の海。船の下には大量のソウダガツオが泳ぎ回っている。

よく目を凝らすと、その下に頭に漢字の八の字の魚が群れを成している。
 
カンパチのタナは少し上目と思った瞬間、反対舷でジギングをしていた平澤さんのロッドにアタった。

中層でカンパチの子供をゲット。850gのショゴ。
 
しかし、見えている魚は釣れないというのは釣り人アルアル。

サビキのタナを上げても、釣れるのはソウダガツオばかりでショゴは釣れない。
 
「福将丸」では釣り方は自由なので、適材適所に対応できる道具をいろいろ持ち込んだ方がよさそうだ。

後半は港外でオオモンハタ狙い

ジグがあればと後ろ髪をひかれながらも、原点回帰でアジ釣りに戻るもアジのアタリが遠のいてきた。

泳がせではフィッシュイーターが追い駆けてアジが散るということがよくある。

より集中して隣の泳がせ用ロッドの穂先を見ていると「ガツ、ガツ」。

きたー! しかしバタバタ叩かれるだけで引き込みがない。

なんと釣れたのはまさかのカサゴ。

しかもアジとそんなにサイズが変わらない。

「あなた、本気でこのアジを食べられると思ったの?」
 
でも不思議なことに、きちんとハリ掛かりしている。

何とも恥ずかしいオチだが、これにて港内の様子は好ましくないと判断。後半は外へ。
 
ガツガツの根周りでソウダガツオの切り身をエサにロックフィッシュを狙いつつ、並行してアジ泳がせで青物も狙う。
 
ロックフィッシュの宝庫の戸田沖らしく、早々にアカハタがヒット。

身エサの底釣りでコンスタントにアタリが出る。

しかし、なかなか泳がせ用ロッドは動きを見せない。
 
船長も転々とポイントを探る。

「今シーズンは港外ではアジの反応がまだ薄く、青物の回遊はそんなにないんです」と船長。
 
その情報どおり、こちらは秋が本番のようだ。
 
今や狙いは良型のオオモンハタ。

緩み潮の影響もあって、なかなか型が見れない。

厳しい状況のような話をしているが、下の桶に目をやると大量のアジ、そして後半の底釣りで釣ったアカハタとお土産には十分に釣れているのだ。
 
あと10分ほどで午前船も終了という時に、いきなりクライマックス到来。

オオモンハタのマンションに当たったようで連続3ヒット。

1匹は根に潜られてしまったが、最後の最後に1kgほどの良型が顔を見せた。
 
前半の青物は苦戦したが、これは回遊次第のところもあるので、今日はその日でなかったということだろう。

秋になると青物の回遊も安定してくる。

西伊豆の断崖絶壁の荘厳な景色は何度見ても癒し効果十分。

機会を見て、またこの地でのんびり癒されながら再挑戦してみたい。

【西伊豆・戸田】アジ泳がせ釣り 釣行レポート

釣り場は航程2、3分の超近場!

カンパチ、ワラサなどの青物に加え オオモンハタなどの根魚も狙える!

TM1001_report1_02_1631309841 竿が絞り込まれる!青物だ!! TM1001_report1_03_1631309873 ワラサが浮上! TM1001_report1_01_1631309856 紅一点の松田さんがワラサをゲット! TM1001_report1_05_1631309895 松田さんはワラサのほかオオモンハタも手にした TM1001_report1_06_1631309990 サビキで釣れるアジはエサにちょうどいいサイズ TM1001_report1_08_1631310025 アジ泳がせで良型オオモンハタをゲット! TM1001_report1_07_1631310053 泳がせ釣りのアタリを待つ間に、ソフトルアーでオオモンハタがヒット f4152e5f71443574e3fb098dfaa1932a 合間にソフトルアーやテンヤをやるとアカハタがヒット TM1001_report1_04_1631309910 ジギングで小型のカンパチが釣れた! TM1001_report1_15_1631310170 オジサンも掛かった TM1001_report1_13_1631310117 8月31日にはワラサの7.6kgが取り込まれた(画像は船宿HPから) TM1001_report1_14_1631310137 8月25日にはカンパチの2.5kgが取り込まれた(画像は船宿HPから) TM1001_report1_19_1631310196 今回、取材にご協力いただいたのは、静岡・戸田「福将丸」
カンパチやワラサなどの青物を、生きたアジをエサにして狙う。

しかも航程2、3分の港内で狙えるという夢のようなエリアがある。

伊豆半島西側に位置する戸田港だ。
 
西伊豆はゴツゴツの根周りに囲まれ、言わずと知れた「ロックフィッシュ」の聖地。

本命はカンパチやワラサだけでなく、オオモンハタなどのロックフィッシュも良型がコンスタントに顔を出す。
 
夏時期からこのアジ泳がせの乗合船を出す戸田港「福将丸」の眞野康臣船長に聞くと「今週はカンパチが連日顔を見せていました。2.5㎏ぐらいの良いサイズもまじり始めましたし、ワラサは5.7㎏が出ました。これに加えて、例年通りオオモンハタはキロオーバーがよく出ているから楽しいです。状況次第では大釣りも期待できますよ」とのこと。
 
釣行日の8月最終土曜日は、紅一点の松田さんが大当たり。オオモンハタ、ワラサと連続ヒット。

その後は青物の回遊に恵まれなかったが、後半は港外のオオモンハタ狙いでキロ前後を連続ゲット。

青物が回遊しなくてもロックフィッシュを並行できるのがこのエリアの魅力だ。
 
これから訪れる秋の青物シーズン。

断崖絶壁の壮観な景色に癒されながらのガチンコファイトをお楽しみあれ。

以上の記事は「つり丸」2021年10月1日号の掲載記事です。